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雑感日記

里山と粟生線を活かしたまちづくりシンポジュ―ム 

2014年06月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



★昨日は 『里山と粟生線を活かしたまちづくりシンポジュ―ム』があって出席した。
この手のシンポジュ―ムはいろいろあるのだろうが、
これは『粟生線の未来を考える市民の会』が主宰して出席者の講師になって頂いた先生方を始め出席者のみなさんも、
準備に当たったスタッフも みんなボランテイァというちょっと珍しい運営方式だが、
 
こんな著名な先生方も出席されたし、当事者の神戸電鉄からの出席もあったり、
それでいて、定員200名の自主的な出席者が会場を埋めた大成功のシンポジュ―ムになったと思っている。
 
    
 
 聴衆も最後まで非常に熱心に議論を聞かれたし、
一般の市民の方が殆どなのだが、みなさんそれぞれに自主的な参加なのだが、
市会議員の方もおられたし、三木市役所の職員の方もおられて、非常によかったと思っている。
 
こんな自主的な市民の集まりにこそ、三木市長の薮本さんなど市民の一人として参加されたら、動員で集めるシンポジュ―ムとの質的な違いなどよく解るのにと思っリした。
 
 
  
 
 ネットなどで事前申し込みが190人もあったし、当日参加の方を入れると優に200人を超す大盛況のシンポジュ―ムになったのである。
パネリストには、世の著名な先生方と並んで、『粟生線の未来を考える市民の会』の世話人代表の山本篤先生(山本先生はお医者さんなので先生と言っているのだが・・)自称粟生線活性化コ―ディネ―タ―のゆいみのりさん という熱烈な粟生線愛好家のお嬢さん(世話人の一人)も壇上に並んで熱弁をふるったのである。
そして、この有名な先生方を、この場に呼んできたのは、『ゆいみどりさん独りの力』で、 それ以降の段取りや準備は周囲の人達が協働して創り上げたのである。
 
★少し別の観点から私見を言わせて頂くと、
この粟生線問題は、少子高齢化による日本の人口減少と言う構造問題や、
鉄道そのものが背負っているずっと以前の大きな投資額負担が経営を圧迫しているものなので、
単なる努力の継続などの積み上げではなかなか解決できない構造問題なのである。
 
   
 
昭和40年代から急激な乗客増に対応して投じた大きな設備投資額の負担が、平成に入ってから減り続ける乗客減にも関わらず、負担が減っていない現実がこのような赤字体質を招いていて、神戸電鉄内の人員減、給与カット対策などが既に限界になっているのだと思われるのである。
神戸電鉄からは、このような資料も公開されて、なかなか言われない本音に近い議論になったのがよかったと思っている。
 
   
 
★単純に言えば鉄道も道路も、人の移動のためにある公共対策なのだが、
道路にはその維持費も含めて毎年膨大な予算が投じられているのだが、道路については無料で『赤字問題』などは指摘されない。
然し、鉄道に関しては、その経営会社があるために、世の中の状況が変わっても全て会社負担になってしまっているのである。
 
どんどん人口も増える時代なら、乗客数が維持できる時代ならそれも成り立ったのだが、構造的に乗客が減り続ける地方鉄道に於いては、
『上下分離方式』などと言われている、鉄道部分を道路のように、行政や国が一部負担するような構造的な対策を打たない限り、
今後の日本の地方鉄道の維持はムツカシイのではないかと思っている。
 
それを電鉄会社から言いだすのはなかなか難しいので、
地方の活性化やまちづくりの観点から、この問題の専門家や、地方の行政が自らの問題として考え、協働する姿勢がいるのかなと思うのである。
 
こんなムツカシイ構造対策を政治家が逃げてしまう、そんな姿勢が一番問題なのである。
 
昨日帰ってから直ぐFacebook にこんな記事をアップしました。
FBが見れない方のために、
 
 
 
神戸電鉄の部長さんは非常に微妙な立場なのに、社内の資料なども公開されてよかったと思うし、
関西大学の先生もなかなか核心をついた指摘もされていたと思った。
 
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