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平成の虚無僧一路の日記

ヤコブ 

2014年06月11日 外部ブログ記事
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『創世記』によると、ヤコブの 父はイサク、母はリベカ。
祖父はアブラハム。ヤコブには双子の兄エサウがいた。

父イサクは自分の財産を兄のエサウに譲るつもりだった。
母リベカは、弟のヤコブの方をかわいがり、夫イサクが
いよいよ老衰で目も弱ってきたことをいいことに、
エサウが外出しているすきに、ヤコブにエサウの服を着せ、
エサウと思わせて、イサクから財産の「権利証文」を
譲り受けさせた。

母親が弟の方を可愛がり、弟に父の跡を継がせたいとして
もめる話は、日本でもたくさんある。徳川家光と弟の忠長。
伊達政宗と弟の政道。上杉謙信、織田信長も兄弟で争って
いる。兄弟の相続争いは、太古のヤコブの時代からずっと
普遍的なもののようだ。そして、女(母親)はいつも、
誘惑、まやかし、そそのかしの元凶であると教える。

さて、帰宅した兄エサウは、権利証が弟に譲られたことに
激怒し、弟ヤコブを殺そうとする。

それで、ヤコブは逃亡し、ハランにすむ伯父ラバンのもとに
身を寄せ、21年、苦労して苦労して財産を築き、兄エサウとの
和解を志し、帰宅する。バランは、地べたに頭をすりつけ、
心から兄に謝罪し、21年かかって貯えた財産すべてを
兄の献上しようとする。

そんな「和解」の志になったからであろうか、帰宅する途中、
ヤボク川の渡しで天使と格闘し、天使を打ち負かす。

そして、神の勝者を意味する「イスラエル」の名を与えられる。
「イスラエル」の国名の由来となった。

このことは、何を意味するのだろう。父親を騙して権利証を
奪ったものの、心から反省し、全財産を兄に捧げようとする
心が、神のみ胸に響いたというのだろうか。

そして、ヤコブは レア、ラケル、ビルハ、ジルパという4人の妻
との間に12人の息子をもうけた。その息子たちが イスラエルと
12部族の祖となったとされている。

晩年、寵愛した息子のヨセフが行方不明になって悲嘆にくれるが、
ヨセフは、数奇な人生を送ってエジプトでファラオの宰相となって
いた。それで、ヨセフを頼って、一族をあげてエジプトに移住した。

壮大なドラマだ。

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