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雑感日記

武雄市の図書館 雑感 

2014年04月29日 外部ブログ記事
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★昨日の武雄市長物語は
 【紹介】沸騰! 図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ (角川oneテーマ21)  だった。
        
  樋渡さんが、本をお出しになるらしい。
なぜか、めちゃ話題になって、日本人は話題になると兎に角観に行こうというスタンスなので、
こんなに繁盛するのは、これに反対する人達が、騒ぎ過ぎて、それを樋渡さんに上手に利用されているのではないかと思ったりする。
 
★私自体は、そんなに読書家でもないし、図書館で本を借りた経験もないので、図書館に対する意見や感想を求められても、正直自分の意見は持ち合せていないのだが、これだけ世の中でいろいろ言われていることなので、どんな論争になっているのか?そのあたりが、非常に興味深かったのである。
そんなマーケッテングみたいなことで、昨日の午後は結構沢山の『図書館』並びに、『武雄図書館論争』などを読ませて頂いた。このようなスタンスでは、結構読むのだが、それは生の言葉などがいっぱいあってオモシロいのである。同じことでも、それが本になってしまうと、ちゃんと纏り過ぎていて、どうももう一つだと思ってしまうのである。
まず思ったのが、武雄の新図書館には100万人の人が訪れて、その4割が外からだと言うのだから、本を借りに図書館に来たのではなく、『武雄の図書館とはどんなものなのか』と言う興味で来ているのだから、来館者の割に本を借りる率が少ない、などと言ってみてもそれは図書館の本質とは違うのではないかと思っている。
本を借りるのが目的なら、別に武雄まで足を延ばす必要などまったくないので、他市の議員さんなどの来訪などは、調査であって、読書とは一切関係はないのだろう。
 
            
 こんな資料があった。 図書館の利用率は東京が圧倒的で、地方に行くと図書館はだんだんと無縁の存在になるようだ。
九州で一番利用率の高いのは、福岡ではなくて佐賀県だが、 これは武雄の図書館の出来る前のデータだから、本件とは直接関係はない。
その中の記述の一部である。
文科省の社会教育調査から図書館利用者数ランキング。利用者とは同調査の帯出者数のことで、1年間に本を借りた述べ人数を表している。
全国の図書館の利用者は延べ1億7061万人で、人口100人あたり133.53人。1人あたり年間1.3回図書館を利用していることになる。
最も利用者が多いのは東京都で人口100人あたり年間234.99人が利用しており、1人あたり2.3回となる。次に多いのは滋賀県で173.43人。滋賀県は図書館蔵書数が1位、図書館利用者数は2位、図書館貸出冊数は1位となっていて、図書館が最も充実した県と言えそうだ。一方、最も利用者が少ないのは和歌山県で人口100人あたり66.02人。これは東京の28%にあたる。図書館数との相関係数は-0.0077。つまり図書館の多さと利用者数には相関がなく、図書館は利用状況と無関係に建てられていると言えそうだ。所得や家賃が高く、農業就業者が少ないところほど図書館利用者が多いことを意味しており、図書館は都市部で頻繁に利用されていると言えそうだ。
 
 
            
 
 図書館に望むことの項目の中に『レストラン、カフェなどの飲食サービス』なども2位に入っているし、
上位に並んでいる項目は、『図書館には行かない人』がそんなサービスがあれば図書館にも行ってみたいと思っているのではなかろうか?
 
 
           
 
  電子図書館の利用についても、肯定的に受け止めている人は、多分今はあまり図書館に関心がないのではと思ったりする。
 
 
 
★そのあと、検索で『武雄の図書館に批判的な意見』を検索してみると、それがまたいっぱい並んだのである。
  慶応大学 糸賀雅児教授の武雄市図書館に関する発言を振り返る
と 糸賀教授の発言が時系列に並べられていて、
2013年10月には、2013年10月30日 第15回 図書館総合展のフォーラム “武雄市図書館”を検証する が行われたようである。
      
 これについて武雄の樋渡市長はそのブログで、このように述べておられる。
 シンポそのものは、糸賀慶應大学教授が概ね良いことは仰るんだけど、ディテールがひどくて、というか、嘘ばっかりで、僕と口論になったり、コーディネーターの湯浅立命大学教授から、「糸賀さん、どっちなんですか?筋が通っていないのではないか」といった趣旨のことまで言われる始末。ただ、会場からのご指摘に関しては、なるほど!って思うことが多々あり、収穫になりました。それと、面白いなあって思ったのは、会場入りする前から、僕に対して、「市長、頑張ってください」から「嘘ばっかり言うな!」とかまあ、図書館論争、盛り上がる、盛り上がる(笑)。僕からは再三、「武雄市図書館は、提供者目線ではなく、来館者目線に立って、どんどんご意見を取り入れ、修正していく。そして、武雄市民、来館者にとって、良い図書館にしていく。」と答えました。
 
 そのシンポジュ―ムの様子も調べてみたら出てきたので、ご紹介しておこう。
● “武雄市図書館の検証”についてのバトルを通して浮かび上がった課題
 
●  図書館総合展「"武雄市図書館"を検証する」    全文(樋渡啓祐市長、糸賀雅児教授、CCC高橋聡さん、湯浅俊彦教授)
    激論、武雄市図書館の今後とCCC図書館の全国展開
 
★なかなか長文なので、お読みになるのは大変だとは思うが、
率直な感想を言わして頂くと、 大学の先生のご意見は、如何にも学者の意見で、正直よく解らない。
武雄に新しい形の図書館が出来たことを批判や反対して見ても、樋渡さんがそれをひっこめたりするわけはないので、
今ある形をよりよいものにするためにどうするかと言うような建設的な意見であって欲しいと思う。
 
今まで図書館などに、興味関心を示さなかった人たちが、武雄を訪れたりすることは間違いなく街の活性化に繋がっているのである。
図書館本来の使命などと、ムツカシイことを言ってみても、大衆の半分以上は図書館などと無関係に生きてきているのである。
もし、本来の図書館の機能はこうあるべきだと言うのなら、活性化し過ぎている東京の街に、その本来あるべき姿の図書館を創ればいい。
武雄にしても、ほかの町でも、そんなに図書館自体には一部の人を除いて関心などナイのが普通だから、アンケートにあるような、一般の人たちの意見を取り入れて、まず図書館に関心を持ってもらうのが先なのではなかろうか。
学者先生などの専門家の意見の支持者は、やはり市民の中でも図書館専門家の部類に属する人たちが多いのではなかろうか? 
よく解ってはいないが、そんな感じがする。
 
現状の図書館の形態なら、少なくとも私は、どんな立派な本を揃えられても、多分行くことはないだろう。
昨日の午後は、本ではないが、少なくとも本1冊分ぐらいの、文字は読んだのだが、これは読書とは言わないのだろう。
 
 
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