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映画が一番!

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 

2014年04月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

ようやく春らしくなって来ました。
暖かくなると朝のまどろみが気持ちいいです。
頭に浮かぶのは漢文の時間に習った

春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少

春眠暁を覚えず
処処啼鳥を聞く
夜来風雨の声
花の落つるを知る多少か

孟浩然「春暁詩」                     

今日の映画紹介は春の夢ならぬ、
寅さんの束の間の夏の夢の、
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」。
BSジャパンで2014年4月12日(土)の18:54〜の放送。

シリーズの第25作目、マドンナのリリーの登場。
キャッチコピーは
”ほら、あんまり海が青くて あんまり空が澄んでいたので
俺とリリーは つい 夢を見たのよ……”

『男はつらいよ』のリリーは、
第11作『寅次郎忘れな草』、
第15作『寅次郎相合い傘』、
第25作『寅次郎ハイビスカスの花』、
第48作『寅次郎紅の花』で、4回登場しています。

私は寅さんシリーズの中で本作が一番好きですね。

何故なら相思相愛の2人が一番幸せに
輝いていますからね。
まぁ〜結末は結婚させるとシリーズが終わりますから
想像出来ますけどね。

寅さんが柴又へ帰って来た時、
リリー(浅丘ルリ子)から寅次郎へ手紙が届く。

沖縄での仕事中に倒れ、
”死ぬ前にひと目寅さんに逢いたい”と書いてあった。
リリーの願いを叶えるため、
飛行機嫌いの寅さん、這う這うの体で那覇へ辿り着く。

寅さんは病院通いをして懸命にリリーを看病する。

寅:”何だ。おまえ、おめかしなんかして、
   どうかしたのか?”
リリー:”二枚目が訪ねて来るんだもの”
寅:”誰が、い、いつ来るの?”
リリー:”もう来てるよ”
寅:”え、ど、どこに?”
リリー:”私の目の前”
寅:”バカだなあ、お前。
  そういうことこと言っちゃいけないよお前、
  カタギの衆が本気にするじゃないか、
  バカだなあ ほらあ、ほらあ、へへへへ”

とリリーは冗談を言えるほど元気になり退院する。
二人は療養のために漁師町に部屋を借りる。
寅さん、その家の息子、高志(江藤潤)の
部屋で寝起きするようになり、2人一緒に暮し始める。

リリー:”私、一度聞きたかったんだけど”
寅:”何を?”
リリー:”あんた、今までに誰かと
  所帯持ったことある?”

寅:”そういう過去はふれない方が
 いいんじゃねえか、
 お互いにいろいろあるからさ”
リリー:”私はあるよ、所帯持ったこと”

寅:”オレ知ってるよ、うん”
リリー:”寅さん、どうなのさ”

                 
寅:”いいじゃないの、いまぁ〜”
リリー:”白状したっていいだろう”
寅:”だから、つまりさ、
 こっちがいいなあって思っても、
 向うが良くないなあ〜と思う事があるしさ。
 要するに、
 いつも振られっぱなしっていうことだよ。
 フフ…、そんなことまでオレに言わせんのか、
 バカ。さ〜もう寝よ”

と、気を許し合って夫婦の様に仲良く暮らすが、
二人の幸せなひと時はは果たして
どうなるのでしょうか…。

お互いに渡り鳥の2人、
羽根を休めるいい機会だったのに、
やはり仮の宿だったようです。

寅さんの”世帯を持つか”の言葉も
リリーは素直に受けとれなかったのですね。

1980年(昭和55年)制作。



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今も現役

yinanさん

ばばたまさん、今晩は〜!

ルリ子さん、日活全盛時代のマドンナでした。
今でも、元気に活躍中で彼女を見ると当時の
映画を思い出します。

そう言えば、3本立てもあったような、
2本立てが普通でしたね。

当時は娯楽も少なく、映画が一番でした。
私は今も映画が一番ですけど。

2014/04/12 17:29:59

浅丘るり子さん

さん

バスで10分ぐらいで行ける映画館は 3本立てであったような・・・子供の頃だが 姉について行っていた。
旭とか 裕次郎とか 時々大川橋蔵 錦之介 のプロマイドが姉の机の中にあった記憶が蘇ります。

2014/04/12 10:21:24

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