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平成の虚無僧一路の日記

何が真実か、わからん 

2014年02月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



ノーベル賞「確実」といわれた世紀の大発見が一転、グラついてきた。
「STAP細胞」を作った―― と発表した小保方晴子・理化学研究所研究
ユニットリーダーらの論文データに“加工疑惑”が出てきて、理化学研究所が
調査を始めたとか。

小保方論文は「マウスの血液細胞に外部刺激を与えることで多能性が生まれる」と
いう内容。1月30日付の英科学誌ネイチャーに掲載された直後から、国内外で
論文中の画像データの加工や不自然さを指摘する声が続出。

「細胞がストレスにさらされたり、傷害を受けると休眠状態の組織幹細胞が
活性化することは既に判明している。

小保方さんの“新”発見は、ごく普通の「リンパ球」でこうした働きを
見つけたこと。

「iPS細胞」の臨床試験でデタラメが発覚した「森口尚史事件」のような
インチキではなさそうだが、新聞が勇み足で騒いだところは似ている。

ところで「森口尚史」って誰だっけ?という声も。忘れられるのも早い。

そこで「徒然草」の第73段、700年前の真実の声。

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世間で語られることは、だいたいは嘘八百である。実際の状況以上に
話をこしらえて言いふらすものだから、月日が流れて遠方にもなれば
言いたいままに話を作ってしまい、それが実話となってしまう。

専門分野の込み入った話などは、その道に疎い人はまるで神様の言葉の
ように崇めるけれど、事情通にとっては信奉する価値もないものだ。

皆がおもしろがる嘘は、ひとりだけ「そうでもないんだが」と思っても
黙っていれば、その嘘を肯定した証人にされてしまって、嘘がますます
真実になってしまう。

とにかく嘘が多い世の中。嘘はどこにでもあり珍しくないものだと
思っておけば間違いない。

そうは言っても神仏の奇蹟や、それに準ずる人の伝記を信じてはいけない
ということではない。これらは中に混じっている世俗の嘘を本心から
信じるのもバカバカしいし、「まさかそんな」と言い立てるのも
大人げないので、おおよそに関しては真実の話だとして処理して、
かといって全てを信じるのではなく、また疑って侮ってもいけないのだ。

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最後の「神仏の奇跡」についての受け止め方がすばらしい。

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