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平成の虚無僧一路の日記

モスクワで箏・尺八の指導 

2013年12月27日 外部ブログ記事
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「チャイコスキー記念国立モスクワ音楽院」は、パリ音楽院、
ジュリアード音楽院と並ぶ 世界3大音楽院 のひとつで、
ロシア国内の音楽教育機関としては最高の権威。日本からの
留学生も多い。

そこに 1976年「世界音楽文化センター」が設立され、
世界の民俗音楽の調査研究を行っている。センター長は
マルガリータ・ガラチグイナ女史。

1993年から、京都の筝曲家・沢井筝曲院の「岩堀敬子」師が
客員教授となって、毎年、何日かモスクワに行き、箏や
三絃を教えてきた。

また、最近では、地唄三絃の「冨成清女」師も 度々
訪れて指導している模様。

そして「音楽院」では、毎年『日本の心』と題した
キャンペーンを行っており、日本から筝曲家、尺八家、
雅楽師、歌舞伎役者を招いて、講習と公演を行っている。


私がサーシャに初めて会ったのは10年前。2005年に
詩吟と剣舞のGさんの公演に尺八伴奏者として随行して
いった時。

サーシャは 当時は 木管の尺八だったが『夏の曲』や
『松竹梅』などの外曲(地歌・筝曲の古典)を上手に
吹いていた。モスクワ駐在の日本航空の清水氏から
手ほどきを受けたようである。

清水氏は琴古流の川瀬派。その関係で、川瀬派の家元
「川瀬順輔」師はじめ、竹友会のメンバーも、モスクワを
訪れている。

その翌年の2006年にも、私は、ロシアに行き、マルガリータ
教授の推薦で、モスクワのFMラジオに出演放送した。
なんと2時間の特番だった。

あれから10年。最近ではインターネットの普及で、
サーシャは 尺八や楽譜、CD、着物、虚無僧用具一式を
購入したり、YouTubeで、日本の尺八家の演奏を
見たりして、日本の尺八界のことは大概 研究して、
尺八家として活躍している。今では地唄・筝曲だけでなく、
海童道の「法竹」、西村虚空派の「虚鐸」まで入手して
吹いている。3尺以上もの巨竹、超長管で吹く、静かな
本曲がロシアでは特に好まれるようだ。「禅」や「空手」の
道場、「メディテーション(瞑想)」のサークル、
結婚式などでも呼ばれて演奏するという。

「日本の心」『茶音頭』の演奏
竹友会尺八合奏『雲井獅子』
地唄『松竹梅』箏・三絃・尺八の三曲合奏
サーシャ『本調べ』
『鹿の遠音』

中村明一『鹿の遠音』

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