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男はつらいよ 純情篇 

2013年11月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!
今日の映画紹介は「男はつらいよ 純情篇」。
シリーズ6作目。
11月16日(土)、BSジャパンで18:54から放送。

寅さんはバガボンドですね。
”俺はもう二度と帰らねえよ。
いつでも帰れるところがあると思うからいけねえんだ。”
と思いながら、柴又に帰っていきます。
完全な根無し草ではないようです。
家族がいる柴又を起点にして出かけて行くのですね。

赤ちゃんを連れた若い女・絹代(宮本信子)に、
宿を世話した寅さんは絹代と共に、
彼女の父・千造(森繁久彌)の住む、
五島列島の福江島へ送っていく。

二人の再会を目にした寅さんは
故郷の柴又が無性に恋しくなり「とらや」に戻ってくると
おばちゃんの遠縁にあたる、
美しき人妻・明石夕子(若尾文子)が、
夫と別居して二階に間借りをしていた…

この映画のキャッチコピーは
『思いおこせば 旧年は恥ずかしきことの数々… 
玄界灘の波音をきくにつけ 思い出すのは故郷
柴又の春でございます 未練な寅とお笑い下さいまし』

見所はマドンナ役の大映のトップスター若尾文子と
名優・森繁久彌との共演ですね。
又、二代目のおいちゃんを演じる松村達雄が、
スケベな医者?で出演。
たこ社長(太宰久雄)の妻(水木涼子)が
子供達と登場しています。

喜劇ですが、笑いの中に、ラストシーンでは涙がホロリです。

寅「じゃあなさくら…」。
さくら「あのね、お兄ちゃん。辛いことがあったら、いつでも帰っておいでね。」
寅「そのことだけどよ、そんな考えだから俺はいつまで一人前に…。
故郷ってやつはよ…故郷ってやつはよ…」。



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