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映画が一番!

エデンの東 

2013年11月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「エデンの東」。
11月15日(金)20:00からBSジャパンで放送されます。
先週、紹介した「ジャイアンツ」に続く、
J・ディーン主演の映画。

”愛されないほど つらいことはありません
 愛されないと心がねじけます。”

青春の孤独と不安に陥りながら
父との和解の道を探りながら生きるキャル。

原作は旧約聖書の一節、
アダムとイヴの息子カインが、
神に愛される弟アベルに嫉妬して殺してしまう
話を題材にしたノーベル賞作家・スタインベックの長篇小説。

1917年、カリフォルニア州で
農場を営むアダム((レイモンド・マッシー)には
2人の息子がいた。
兄アロン(リチャード・ダヴァロス)は、
真面目で心優しい青年で
アブラ(ジュリー・ハリス)という美しい恋人がいた。

弟キャル(ジェームズ・ディーン)は兄とは違って、
気難しく反抗的で何かと問題を起こし家族から
厄介者扱いされていた。

ある日キャルは、
死んだと聞かされていた母親が生きていて、
近くで酒場を経営するケート(ジョー・ヴァン・フリート)
だと知るのだった・・・。

”善も悪も親から譲られる 僕は悪だけを譲られた
 自分がどんな人間かを知りたいんだ。”

一番好きなシーンは
事業に失敗した父を助けようと、母から借金して
大豆相場に賭けたキャルが大豆の芽吹きを
心待ちにして、広大な畑で腹這いになって見守る
場面ですね。

勿論、テーマ曲はワルツのリズムで
哀感を漂わせるレナード・ローゼンマンの作曲。
彼はディーンの親友で、ディーンが
カザン監督に推薦してこの曲が出来たのですね。
ヴィクター・ヤング楽団の演奏で大ヒット。

青春とはいいデスネ。
未熟と成熟、愛と憎しみ、挑戦と挫折、
相反する青春の苦悩。

青臭い青春時代が懐かしい、
今の私はと言えば、枯れて達観してますからね。
1955年(昭和30年)制作。



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