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映画が一番!

たそがれ清兵衛 

2013年10月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は!
今日の映画紹介は「たそがれ清兵衛」。
BS日テレで10月12日(土)18:00〜放送。
2002年11月に見た時の感想文です。

山田洋次監督が、
構想として10年来温めてきた企画で、
監督生活41年目にして
初めて時代劇に挑んだ最新作。
藤沢周平原作の「たそがれ清兵衛」、
『祝い人助八』、『竹光始末』
をベースに映画化した作品。

誰かを大切に思う心、
目立つことのない本当の勇気や誇りなど、
現代の日本人には失われてしまった心を描いている。

幕末という混沌とした時代を背景に、
ひとりの貧乏侍と彼を取り巻く人々の姿を
描いた人間ドラマ。

ストーリーもさることながら
時代考証には一年以上を
かけたというだけのことはあります。
下級武士の勤務状態は
現在のサラリーマンと変わらないし、
日常の貧しい生活も工夫して生活し、
全体の画面が暗いのは電気が
無ければ暗いのは当たり前ということで、
今までの時代劇とは違うので見る方が
とまどいますね。

殺陣のシーンでは
殺気漂う命を賭けた本物の恐怖という
リアリティを求めて殺陣師に加えて
剣術師範を招いて一週間以上をかけて
撮影したというだけのことはあります。
これが本当の真剣の闘いでしょう。

主役にはアクションから
シリアスな役柄までこなせる真田広之。
ヒロインには宮沢りえ、
そして重鎮の丹波哲郎や小林稔侍、
岸恵子のほか世界的な舞踊家・田中泯を
敵役に迎えて今までとは違う時代劇でした。

時は幕末、庄内地方の小藩・海坂藩に、
井口清兵衛(真田広之)という下級武士がいた。
あだ名は「たそがれ清兵衛」。

彼は妻に先立たれ、二人の幼い娘と
老母の世話と生活のため、
勤めが終わるとすぐに帰宅して、
家事と内職に励むことからから
仲間がからかい半分に付けたものだった。

ある日、清兵衛は、
幼馴染の飯沼倫之丞(吹越満)に
久しぶりに再会し、
彼の妹、朋江(宮沢りえ)が嫁ぎ先から
離縁して帰っていることを聞く。
清兵衛は彼女にほのかな思いを寄せていたが、
叶うことのない夢とあきらめていた。

そんな中、藩命が清兵衛に下され、
ひとつの決断を下すのだった。



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