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平成の虚無僧一路の日記

犬の単独「お伊勢参り」!? 

2013年10月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



猫も杓子もお伊勢参り(失礼)。かつて犬が単独(dog)で
お伊勢参りに行ってきたという話が話題になっている。

最初の記録は、明和8年(1771年)。一匹の犬が、伊勢神宮の
手水場で水を飲んでから、本宮の方へやって来て、お宮の前で
平伏し拝礼する格好をしたという。犬は不浄のモノとされて、
伊勢神宮内には入れないはずだが、神官の目をくぐりぬけて
本殿まではいってきた。まさに椿事(ちんじ)。犬の飼い主は
山城国久世郡槙の島に住む高田善兵衛という者。この犬は、
山城の国のからはるばる山を越えて伊勢までお参りにきた
のである。

その後も何件か記録されていて、最長距離は、幕末の嘉永年間に
3年の月日をかけて、青森・黒石と伊勢神宮との間を往復した犬。
その距離 約 2,400Km 。

はて、犬はどうやって伊勢神宮まで行けたのだろう。どうやら
同行の士に支えられてのようだ。当時、各地方から「お伊勢参り」の
団体を募って、伊勢まで往復案内する“先達”がいたのだ。
今の旅行代理店。

「お伊勢参りなら」と、仕事をほったらかしても、藩を
抜け出すことも許された。その団体客に犬がくっついて
行ったと推定される。皆にかわいがられ、道中「お伊勢参りの犬」と
言えば、お布施を首に巻きつけてもらったり、(そう、犬だから
“お伏せ”。阿波の庄屋さんの犬は、3千文ものお金を
持って帰ってきたそうな。首にさげられないくらい重いから、
道中、いろんな人が かわるがわる運んでくれたそうな。

ほんに、平和で善良な人ばかりの時代でした。

「昭和元禄“お犬様”の時代」から、今やペットも家族の一員。
犬をマイカーに乗せてお伊勢参りをする人も実に多い。だが、
犬は 鳥居から中には はいれない。警備員室で預かるとのことだが、
離れ難。「どうしているのだろう」といつも気になる。

江戸時代の人の方が、寛容でしたな。

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