メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

感動物語、『海賊と呼ばれた男』 

2013年10月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




「百田尚樹氏」著『海賊と呼ばれた男』を読んだ。

「出光石油」の創業者「出光佐三」をモデルにした
ノンフィクション小説。第10回「本屋大賞」の第1位に輝いた。

太平洋戦争がなぜ起こり、どのような結末をたどったか、
石油をめぐっての日米の争いだったことが、実に良く
判った。圧巻である。

多額納税者として貴族院議員に推され、戦後「戦犯」に問われて
「公職追放」されたのは、私の叔父「牧原源一郎」と同じ。
私の祖父は「貴族銀行」に勤務していた。「貴族銀行」の話も
出てきて、戦前のようすをつぶさに知ることができた。

上巻の戦前の話もすごいが、下巻の戦後の話もすごい。

戦中までの出光は海外事業がほとんどで、戦後すべてを
失った。すべてを失っても「社員こそ財産」と、復員してきた
社員も含め、一人もクビを切らず、60歳還暦で、ゼロからの
復帰をめざした。
そして、クライマックスが、イランから石油を運んだ「日章丸」事件。
これは“ノンフィクション”なのか、創作の小説なのかと疑いながら
読んだ。

「誰も知らない、書かれていない。こんなすごい男たちがいたんだ
ということを、今の人達に知ってもらいたいとの思いで書いた」と
百田氏。


慶応「竹の会」の同期のA君が「出光」に入社している。
当時の出光の2代目社長は「出光左三」の弟「計助」氏。

尺八を吹き、尺八界の大御所だった。たしか「三曲連盟の会長」も
務められていた。「出光」が単独スポンサーの『題名の無い音楽会』では、
オーケストラと共に、時々尺八が登場した。その公開録音を見にいった
ことがある。

高度成長期に 忘れられんとしていた尺八に援助の手を差し伸べてくれ、
うれしかった。そして今、自信を失いかけている日本人に、意地と勇気を
与えてくれる「出光」に感謝。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ