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平成の虚無僧一路の日記

『はだしのゲン』の賛否 

2013年08月27日 外部ブログ記事
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『はだしのゲン』について、松江市教委が市内の小中学校に
閲覧制限を求めたことを“撤回”。その理由は「手続きに
不備があった」というもの。

内容の是非についての論議は避けた。

松江市には「閉架措置撤回」を求める声が 3,000件も
届いたとのこと。

ネットでの「賛否」対決の結果も、

堺市の学童保育指導員「樋口徹」氏が、「制限撤回」を
求めて呼びかけた電子署名は「約2万1千人」。

これに対し、「やっぱりいらない『はだしのゲン』・
閲覧制限支持」派の署名は、出遅れたこともあって
1000票に届かず、惨敗。マスコミはこぞって
支持派の意見を無視。


もともと、松江市が「閲覧制限」に踏み切ったのは、
たった一人の人の陳情。その内容は、「ありもしない
日本軍の蛮行が描かれており、子どもたちに間違った
歴史認識を植え付ける」というもの。


「制限撤回」派の多くは「原爆、戦争の悲惨さを子供に
教えるのに最適の教材」という理由でしょう。

それと、最近の「新右翼」の活動に対する危惧。
「南京大虐殺は無かった」「慰安婦の強制連行は無かった」
「日本軍の蛮行も無かった」「アジアへの進出は欧米の
植民地からの解放で、聖戦だった」など、日本の戦争責任を
「なかったことにしよう」とする「新右翼」の動きを懸念して、
「閲覧制限に屈するな」という意見もたぶんにあったと
思われます。

それについては、私も同意します。『はだしのゲン』に
描かれている軍人の蛮行行為は、五味川純平の『人間の
条件』にも書かれているし、私の父の『従軍記』にも
書かれており、元日本兵の証言も多くあります。事実を
ねじまげているのは、「新右翼」の方でしょう。

『はだしのゲン』に描かれた「惨酷シーン」については
私も、それをもって「閲覧制限」というつもりはない。

しかし、「原爆の被害を受けたのも、軍部のせい、その
最高指導者である天皇を殺せ」とか「国旗・君が代」の
拒絶まで書かれていることを、教育の現場で容認して
よいのだろうか。その一点です。


「公益社団法人・実践倫理宏正会」の創始者「上広哲彦」氏は、
広島で原爆に遭い、原爆病と被爆者への差別、日教組と
闘いながら、「アメリカを恨んではいけない。国を責めても
いけない。どんな境遇の中でもたくましく生きる力が必要」と、
日本人の誇りである「日の丸」を掲げて「朝起会」を
始めたのでした。その方がよほど教育的だと思うのですが。

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