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平成の虚無僧一路の日記

「ザマミロ」を撤回 

2013年07月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



7/31 中日新聞 「エッセー・心のしおり」

「尾崎俊介」?。一向に存知あげませぬな。
慶応大学院卒で「愛知教育大学」の仏文学教授とか。

今年2月『S先生のこと』という本を「新宿書房」から
出版し、それが「第61回エッセイスト・クラブ賞」を
受賞したとか。

『「ザマミロ!」を撤回』という過激なタイトルに
ひかれて読んでみやした。

エッセイの「S先生」とは、米文学者の「須山静夫」先生。
筆者の(慶応時代の)恩師だそうですが、知りませんな。

さて、その「S先生のこと」を書いて、原稿を出版社に
送ったが、ことごとく断られた。その理由は、
「これは、私的な随筆にすぎない」
「工夫がない」「ジャンルが曖昧」
「須山静夫という人は、それほど有名ではない。
あなた(尾崎俊介)は なおさら有名でない。
有名でない人が、有名でない人のことを書いたものなど
売れるわけがない」・・・・と。

だが、最後に「新宿書房」のM編集長が「うちで
ひきうけましょう」と言ってくれ、ようやく出版できた。

それが「エッセイスト・クラブ賞」に輝いたのだから、
多少傲慢になって、M編集長に「他社の編集長の目は
節穴でしたね」などと口にしたら、M氏は「いや、
あなたの原稿を断った編集者たちの判断は、みな
それぞれに正しい」と。


この話は、私も考えさせられました。実は私も
ある零細出版社の社長をやらないかと、持ちかけ
られたことがありました。半年だけでしたが、
関わってみて、その大変さを体験しました。

当時「海越出版」というのが『1リットルの涙』を
ヒットさせ、一躍有名になったのを見て、一攫千金を
夢見たのですが、そんなベストセラーになるような
作品を見出すことは至難の業です。出しても売れないと
返本で 倉庫はたちまち満杯。結局、「海越出版」も
私の会社も倒産しました。負債額8,000万。

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