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平成の虚無僧一路の日記

グラバーと龍馬 

2010年07月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



からんでいたかを気づかせてくれた。明治維新は、徳川幕府
と尊王攘夷派の、日本人同士の争いと見られがちだが、
『龍馬伝』の視点は、「日本が諸外国によって侵略され、
滅びる危機にあった」という点、斬新だ。

日本の鎖国の扉を開けたのは、アメリカのペリー艦隊だが、
ロシアもそれ以前から日本沿岸に押し寄せていた。

そのアメリカが「南北戦争」で日本から遠ざかった隙を衝いて
英・仏が参入してきた。イギリスは薩長に、フランスは徳川
幕府を後押しした。

グラバーの後ろ盾となったのが、英国公使館書記官のアーネスト
・サトウ。そのサトウは、同時に、会津、長岡、庄内藩には、
ロシアの武器商人スネルを紹介している。

こうして、イギリスは徳川方と薩長との内戦を目論だのだ。
このままでは「日本は内戦になり、外国の思う壺。日本が
諸外国に侵略される」といち早く気づいたのが坂本龍馬だった。
そして龍馬は公武合体による議会制度を提唱する。

内戦が起きないと一番困るのは、グラバーやスネル等“死の商人”。
そして、大量の武器を買い込んだ薩長だ。それで「坂本龍馬は、
西郷隆盛やグラバーによって暗殺された」という説もある。
NHK『龍馬伝』では、龍馬暗殺をどのように理由付けするの
だろうか。まっこと楽しみでごわす。

さて、江戸城無血開城で「グラバー商会」は倒産してしまうのだ。

NHK『坂の上の雲』で、アメリカ人のインディアン抹殺政策の話が
出ていた。アメリカ人は、先住民であるイロクワ族に武器を与え、
インディアン同士を戦わせ、自滅させた。180万人いた先住民は
20万人まで減ったという。

アラビアのロレンスも、イギリスの政策の元、アラブ人を駆り立てて
オスマン・トルコを攻めた。それと同じ状況が、幕末の日本にあった
のだ。

坂本龍馬の存在価値はそれほど高く無かったのだが、「諸外国から
の侵略を阻止した人物」となると、その評価は歴史を覆す。NHK
大河ドラマ『龍馬伝』が、久々に盛り上がっているのは、そうした
新しい視点だろう。]]>

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