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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

東上線と西武線は一つの駅のはずだった??? 

2013年02月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:川越周辺の鉄道、ないしょ話

川越は、東上線及び川越線の川越駅と、新宿線の本川越駅が離れていて、不便だ、不便だ、と言われています。

ところが、東上線の当初計画では、そうではなかったのです。

図は、東上鉄道の仮免許当時の川越付近のものです。

あまり鮮明ではありませんが、画面上を斜めに横切る赤い線が、東上鉄道のルート。その下のやや太い線は、川越街道です。

現在の路線は、川越街道の東側(図面では右側)を通っていますが、当初の計画では、川越街道の西側を通っています。

起点から二十マイルの地点(図面上方の赤丸、脇に「20M」とあります。)付近から川越街道から外れ、カーブを描きながら、南(上方)から来る川越鉄道(黒い直線状の線)に沿って、両線が寄り添うように「川越停車場」に至っています。

実はこの「川越停車場」、現在の川越駅ではありません。西武新宿線の本川越駅なんです(当時は、川越鉄道の川越停車場)。

つまり、仮免許時の計画では、東上線と新宿線は、同じ駅を利用することになっていたんです(訂正あり。一番下の補記をご参照ください。)。

東上線が、川越から群馬方面に向かうには、そのまま北側(図面では下側)に進むのが良さそうですよね。

ところが、そうはなっていません。市街地に入り込んでしまい、土地の入手が困難だからではないでしょうか。

線が入り組んでいてわかりにくいのですが、ご苦労なことですが、東上鉄道線は二十一マイル地点まで戻り、そこから西(図面では左)方向に向きを変える形となっているのです。

この計画通りに進めば、現在、両線の乗り換えはスムーズだった、と言えそうですが、さて、どうでしょうか?

二十一マイル付近で両線が平面交差する形なので、鉄道本数が増えた後は、莫大な投資を必要とする立体交差化が不可欠だったことでしょう。

折り返しのための時間的ロスも問題ですし、もともと、無理な計画だったと言えそうです。


※※※ 約12時間後の補記 ※※※

本ブログをアップして12時間も経たないうちに、もしかしたら、川越鉄道と東上鉄道の駅が別だったのでは、という話になってしまいました。、



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