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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

川越の鉄道について、語り始めようかと・・・ 

2013年01月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:川越周辺の鉄道、ないしょ話

川越には、西武新宿線に「本川越駅」、東武東上線に「川越駅」と「川越市駅」、JR川越線に「川越駅」(東上線との接続駅)と「西川越駅」があります。
私が子どもの頃、他から来られた方が、「どの『川越』で降りたらいいのかわからない。」とよくぼやいていたものです。

今では、浦和にかないません。浦和の駅には、「東・南・西・北」を冠する駅が勢ぞろいしており、「白」と「発」こそないものの「中」まで出現しました。まるで麻雀パイです。(「浦和駅」が「浦和」の前に文字がないことから、「白」もあるとも言えるじゃないか、なんて冗談を言う人もいたりして。)

おまけに、「武蔵」と「美園」が控えており、実に8駅! もう少し地域の歴史を踏まえた文化的な駅名にすればいいものを、とは思いますが、限定的な名前だと、地元がまとまらないこともあるようです。

横道にそれましたが、鉄道の歴史って、語る人の多い割に、正確な資料に基づいたものが少ないんですよね。

さまざまな地域でよく語られる話が、「おらが村は、実は鉄道が通るはずだったんだ。ところが、昔の有力者に古い考えの者が多かったから、鉄道計画に反対してしまった。だから、あっちの町に鉄道が行ってしまい、この村がさびれちゃったんだ。残念だ。惜しいことをした。」

この点については、青木栄一さんが、ご著書『鉄道忌避伝説の謎―汽車が来た町、来なかった町』の中で、ほとんどの残念話が「伝説」にすぎないことを明らかにされています。江戸時代に栄えた町に駅ができなかった大きな理由の一つに、蒸気機関車には急な坂を上り下りすることができなかった、といった技術的な制約があります。もちろん、それだけが理由ではありませんが。

悲しいことに、川越市編纂の『川越市史』にも、同じような推論をしている箇所があります。違うんだけどなあ。

私が、二年前、放送大学の卒業研究で、地域の鉄道をテーマに取り上げたのは、そういった理由があるからです(卒業研究は何とか単位取得済みですが、まだ卒業せずにぐずぐずしています。やれやれ。)。

これから、少しずつ、川越の鉄道について語っていきます。



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川越

さん

初めまして。
川越は、車で約一時間、東上線で30分なので休日は良く出かけていきます。
鉄道の歴史、興味を持ちました。

蔵造りの街並みも好きですが水上公園でのんびり散歩するのが好きです。

美味しいお店も是非 紹介してくださいね。

2013/01/24 20:00:22

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