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平成の虚無僧一路の日記

釈迦の十大弟子「チューラパンダカ」 

2012年11月20日 外部ブログ記事
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では、「チューラパンダカ」が「十代弟子」の一人に数えられた
という本当の理由は?

彼は愚鈍で、三年かかっても一偈すら理解できなかったので、
人々からあざけり、笑われていました。知的障害者だった
ようです。

そこで、お釈迦様は、周利槃特に一本の箒(ほうき)を与え、
「チリを払い、垢を除かん」と言いながら掃除をするよう
命じました。「チリを払い」を覚えても「垢を除かん」が
出てこない。ようやく「垢を除かん」を覚えると「チリを
払い」を忘れる。

そんな「周利槃特」でしたが、毎日無心に掃除することによって、
やがて「目に見えるゴミだけでなく、目に見えない心の穢れも
掃き取るのだ」と悟るのです。お釈迦様は「よくぞ悟った。
自分は賢いと思って、自分の愚かさに気づかぬ者が本当の
愚か者よ」と諭します。

というわけで、寺では、掃除は大切な修行ですし、真如苑
でも朝起会でも、掃除は「心の垢(穢れ)を払う“禊(みそぎ)”」
として、大切な役目とされています。

さて、そこまで頭で解っても、実践しなければ悟ったことに
なりません。

私が、名古屋駅前で虚無僧で立っていた時のことです。
通行人がポイ捨てしていったゴミが、私の足元で風に舞って
いました。すると男性が近づいてきて「ゴミの一つも拾えんの
かね」とつぶやきながら、そのゴミを拾っていきました。

全く、えらそうに立っているだけで、腰をかがめてゴミを
拾うことができなかった自分を多いに恥じいりました。

虚無僧は「己を虚にする。我をとる修行」です。ゴミを
拾うことに躊躇するようでは、「チューラパンダカ」の
足元にも及びませんですな。

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