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平成の虚無僧一路の日記

『八重の桜』じゃなくて「梅」でしょう? 

2012年11月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



来年のNHK大河ドラマのタイトルは『八重の桜』。

「山本八重」から「⇒八重桜」に安直につなげたの
でしょうか。新島襄は「梅」が好きでした。自らを
「梅の花」にたとえて、『寒梅』という漢詩を作って
います。

庭上一寒梅  庭上の一寒梅
笑侵風雪開  笑って風雪を侵して開く
不争又不力  争わず また力(つと)めず
自占百花魁  自ずから百花の魁(さきがけ)を占む

【意訳】
 庭先に咲いた一輪の梅
 風雪にもめげず、笑っているかの如き花を開く
 他と争うでもなく、力むのでもなく
 ごく自然に、多くの花に先駆けて、まっさきに咲くのだ。

この詩は、ただ「梅の花」を愛でているのではない。
新島襄は、明治になる4年前、元治元年(1864年)
函館からロシア船に密航して、上海経由でアメリカへ
渡った。そして、神学校に学び、プロテスタントの洗礼を
受け、帰国したのは明治7年(1874)。実に 11年も
アメリカ、ヨーロッパで 見聞を広めてきたのでした。

吉田松陰などが密航に失敗して捕縛され、斬首された
のを尻目に、さっさとアメリカに渡り、西欧の科学技術や
先進技術を学んできたのです。まさに「百花に先駆けて
花を咲かせた」のでした。


そしてまた「山本八重」については、こんな和歌を残している。

「めずらしと、誰かみざらん世の中の 春に先立つ 梅の花」

結婚式はウェディングドレス、寝所はベッド、キッチンも
トイレも洋式という生活は、因習的な京都雀の耳目を
驚かしたのでした。

というわけで、「山本(新島)八重」は「桜」よりも
「梅」が ふさわしいと思うのですが、はて、
ドラマでは、どう「桜」と結びつけるのでしょうかね。

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