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平成の虚無僧一路の日記

『天地明察』観てきました 

2012年09月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



先週の『踊る大捜査線』に続いて、鈴花と共に『天地明察』を
観てきました。江戸時代の初め、20年の歳月をかけて、日本独自の
暦を作った「安井算哲(渋川春海)」の話。沖方(うぶかた)丁の
時代小説を映画化したもの。

私は、会津藩祖「保科正之」が登場するので、歴史や数学、
天文学など全く興味のない鈴花は、V6の岡田准一が主演
ということで 観に行った次第。

ところが、その鈴花も絶賛。ネットでのコメントを見ても
評判は上々でした。

しかし、歴史物となると荒探ししたくなる私は、「山崎闇斎」が
殺されるシーンで笑ってしまいました。失礼。ラストで
「一部、史実と異なる部分があります」と断りがあり、ま、
許しましょう。

「保科正之」は「松本幸四郎」が演じていましたが、「大老」の
風格はイマイチ。また「水戸光圀」は「中井貴一」ですが、
これも「水戸のご老公、黄門様」には ほど遠い。でも、まぁ、
映画としては、面白く描かれていました。

ストーリーは「改暦」の権限を握る公家との対立の構図ですが、
Wiki-Pediaを見ると、「京都所司代・稲葉正往の家臣であった
谷宜貞が、春海の暦法を根拠のないものと非難して、授時暦を
一部修正しただけの大統暦採用の詔勅を取り付けてしまう」と
あり、この小説の根幹が破られてしまいます。

また、映画では、「土御門泰福」が「算哲」に味方しますが、
Wiki-Pediaによれば、「土御門泰福」は陰陽寮の頭で、
この泰福が大和暦の採用を拒み、当時の清王朝で用いられていた
「時憲暦」の採用を決定したことになっています。

そして「算哲」の「大和暦」が採用された70年後には、陰陽頭・
土御門泰邦に主導権を奪われ、「大和暦」より劣る「宝暦暦」に
逆戻りされています。

なんてこった。『天地明察』は、半分はフィクシヨンでござったか。
それにしても「黒を白」と、史実を逆転させることは いかがな
ものでござろうかのう。

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