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平成の虚無僧一路の日記

石丸進一鎮魂の碑 

2012年08月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



神出鬼没の虚無僧でござる。8/26は 水道橋の東京ドーム前に
立っておりやした。(突然 江戸弁)

なんと『AKB48』の「まえあつ」こと「前田敦子殿」の
“卒業公演”とかで、5万人もの“おタク”さま が集結。
夕刻5時開演というのに、グッズを買うために、午前10時で
4時間待ちの長蛇の列。いやはや、若者のバイタリティには
畏れいりや(入谷)の鬼子母神(きしぼじん)でござりやす。

彼等の横をすり抜け、私が向かったのは 東京ドームの脇に
あるという『鎮魂の碑』。

ありました、地下鉄の「後楽園」駅に向かう道路沿いに。
ここだけは、人通りが全くなし。 

「鎮魂の碑」と刻まれたこの石碑は、戦争に狩り出されて
亡くなった野球選手の霊を慰めるために建立されたものです。

名投手「沢村栄治」のことは『巨人の星』で知りました。
「ベースボール」は「敵性ゲーム」とみなされたからで
しょうか。野球選手の多くが召集され、69人もが戦死
したのでした。

そしてその中に「石丸進一」君。もう、この人の名前を
聞いただけで涙が溢れます。「特攻隊員として戦死した
名古屋軍(現中日ドラゴンズ)のエース、石丸進一君」に
ついて、従兄弟の牛島秀彦氏が 裂帛の思いを込めて
制作した映画『人間の翼―最後のキャッチボール』。

自主制作映画ゆえか、一般の劇場では上映されることのない
映画ですが、私は3回 観る機会があり、ビデオまで買いました。
ラストシーンで、父親が飛行機の爆音を聞くと家を飛び出し、
「進一が帰ってきた、進一、進一」と空に向かって手を振る
シーン。もう思い出しただけで涙が止まりません。

鎮魂の尺八も音にならず。しばし佇んで「後楽園駅」の方に
歩を進めると、数十m 離れたところにいたガードマンが一人
私に向かって頭を下げてくれたのでした。

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