メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

密葬 

2012年08月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



お葬式が3件ありました。3件とも「家族葬、密葬」との
ことでした。

ひとつは、ある団体の役員も務める方でした。
さぞかし盛大な葬儀かと思いましたら、「お別れ会を
後日開催しますので、家族だけで密葬にします」との
こと。最近、有名人の葬儀は こうしたケースが多く
なってきたようです。

もうひとつは、「父親が亡くなりましたが、家族だけで
済ませますから」という知らせでした。 故人と面識も
無い人まで 義理で来ていただくのは、うっとう
しいものです。家族だけで父親の死を 静かに 悼み
悲しみたいという気持ちも解ります。

三つ目は、自殺か事故か、不審死です。世間体を
憚って、家族だけで密やかに葬儀を済ませたい
ようです。家族だけで済ませたいという気持ちも
解らんでもありません。触れられたくないことには
見ず、聞かず、知らなかったことにしておくのも
人の道でしょうか。

さて、いずれも「お香典、お供物は固く辞退します」
との案内で、親しい知人にとってみれば、「なんや
水くさい」という気持ちにもなります。「何かして
あげたい、力になってあげたい」と思っても 拒絶
されると淋しい気持ちです。

葬儀に参列させていただけなければ 「せめて」と
我が家でしめやかに『手向』を吹奏させていただき
ました。これぞ虚無僧の使命。


こうして人の死が 淡々と、何事も無かったかの
ように過ぎていく。それもまた“虚しい”ものです。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ