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平成の虚無僧一路の日記

『今なお屍とともに生きる』 つづき 

2012年05月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



『今なお屍とともに生きる』は「日比野勝廣」さんの
4人の娘さんたちで 2008に自費出版されました。
(長女は生後8日で亡くなっていますので4人姉妹)

父「勝廣」さんの手記や話しをまとめた後、娘さん
たちが それぞれ 父について書いています。

長女は「子供の頃は、しょっちゅう戦友たちが家に
来ており、父は 家族より戦友の方が大事でした。
生活も苦しいのに、お金を工面して沖縄に行く父、
いつも戦友のことばかりに心を向けている父に
反感すら覚えた」と。

「勝廣」さんは、戦後もずっと、暗闇を恐がり、
時折「お〜い、お〜い」と人を呼ぶ声を口にした
と言います。

そして「勝廣」さんは 戦後何度も沖縄を訪れて
います。晩年になって、年老いた父親に付き添って
娘さんたちも沖縄に行くようになります。
アブチラガマ(洞窟)に着くと、「勝廣」さんは
「お〜い、お〜い」と亡き人の魂に呼びかける。
その父親の後ろ姿に、娘さんたちは「父は 今なお
屍とともに生きているのだ」と判ったと云います。


私の父もそうでした。父も戦場で一人残された時の
不安が ふと甦るのか、時折「お〜い、お〜い」と 
口にしていました。実は 私も、父の口ぐせが移った
のか、一人でいる時、「お〜い」と 突然口にします。

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