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平成の虚無僧一路の日記

ステッセルのピアノ 

2012年04月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



五木寛之の著作に『ステッセルのピアノ』というのがある。

五木寛之は、「ステッセルのピアノ」というのが、日本の
各地にあることに疑問をもち、ロシアやフランスのピアノ
メーカーまで訪ねて、その真相に迫った。

「ステッセルのピアノ」と言い伝えられているものは、
石川県の金沢学院をはじめ、水戸、旭川、遠軽、呉と、
何箇所かにある。私も以前 テレビで「金沢のピアノが
修復され、漆に金蒔絵まで施されて、演奏会が行われた」
というニュースと、「旭川の修道院」に保管されていたという
ピアノを見た。その時、私の親戚の家にも「ステッセルの
ピアノ」があったので、怪訝に思ったものである。

五木寛之はロシアの史料を丹念に調べて、バルチック艦隊
出撃の際、ロシア皇帝より、各艦船の艦長にピアノが
贈られていたことが判った。

日本海海戦で勝利した日本は、ロシアの艦船を拿捕して
金沢や佐世保、横須賀に曳航してきた。そして、艦長室に
あったピアノを戦利品として、ゆかりの人に下賜したの
だった。

分捕ったピアノは8台あったが、五木寛之は「横須賀で
降ろされた1台が行き先不明」と記している。調査が
及ばなかったのであろう。五木氏が「ステッセルのピアノ」
について調べているとわかっていれば、教えてあげれば
よかった。

その一台こそ、酒井勝軍の「東京唱歌学校」に下賜されて
いたのだ。

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