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平成の虚無僧一路の日記

「日・ユ同祖」論を説いた「酒井勝軍」 

2012年04月27日 外部ブログ記事
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この「日本人とユダヤ人が似ている」と言い出したのは、
酒井勝軍(かつとき)という人。実は、私の父の叔母が
酒井勝軍の妻になっている。私が子供の頃「酒井勝軍」の
本がわが家の納戸にあり、読んでみて衝撃を覚えた。
父に話すと「キチガイだから」と不機嫌な顔をされた
記憶がある。

「酒井勝軍」で検索すると、3年前は50件ほどだったのが、
5万件もアップされていた。最近にわかに注目され
出したようだ。

「酒井勝軍」は明治6年(1894)の生まれ。
アメリカに留学し、クリスチャンとなり、東京本郷に
東京唱歌学校を設立して、賛美歌を通じてキリスト教の
伝道を行っていた。高村光太郎の姉も通っていた。

ロシア語にも通じていたことと、「勝軍」という名前が
乃木希典に気に入られ、日露戦争に従軍し、通訳を勤めた。
その功により「ステッセルのピアノ」というのを下賜された。

1927年(昭和2年)酒井はパレスチナやエジプトへ、
ユダヤ研究のために軍から派遣された。エジプトでは
ピラミッドも研究した。そして次第に「親ユダヤ」色を強め、
「日本とユダヤ人は同祖」であると唱え、また日本にも
ピラミッドがあることを予言し、日本の各地でそれを
発見してみせた。神の霊示を得て、その場所に行くと、
まさしくそこに三角山があった。その一つが、青森の
「平来(へらい)村」。「へらい」は まさしく「ヘブライ人」が
来た場所。そこで発見した三角山こそ「キリストの墓」と
主張して、話題をふりまいた。

「アルマゲドン(天魔両軍の最終決戦・日米戦争)の時が
近づいているが、その時、神選民族ユダヤ人と天孫民族
日本人は勝利し、神州天子国が確立され、キリストの
託身の天皇が世界統治者として君臨する」という
神がかりな論を唱え、しばしば特高警察に捕らえられ、
投獄されている。

ドイツと同盟を結んでいた日本としては「親ユダヤ」は
まずかったのだろう。まして「ユダヤ人と天皇が同祖」
というのは“不敬罪”であった。

それでも、昭和15年に亡くなり、勲五等を授かっている。

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