『自然を楽しむネイチャーウォーク&ナビトモ交流会 in TOKYOウオーク2019』イベントレポート

 快晴となった10月5日(土)、ナビトモでは多摩中央公園で、
「自然を楽しむネイチャーウォーク&ナビトモ交流会 in TOKYOウォーク2019」を行いました。


『自然を楽しむネイチャーウォーク&ナビトモ交流会 in TOKYOウオーク2019』イベントレポート

『自然を楽しむネイチャーウォーク&ナビトモ交流会 in TOKYOウオーク2019』イベントレポート 少し暑いくらいの晴天。多摩中央公園では、東京の魅力あるエリアを観察しながら歩いて、健康づくりとスポーツへの興味、関心を喚起するウォーキング大会「TOKYOウォーク」が開催されていました。今回はTOKYOウォークさんにジョイントし、まだ自然の多く残る多摩の歴史と文化の道を歩く「ネイチャーウォークコース」を歩いてみました。まずは受付し、ゼッケン、参加キット、お水をゲット。草木や虫の専門的な知識を持ったネイチャーガイドさんについて、さあ出発です!

歩き出してすぐにネイチャーガイドさんがしゃがみ込みました。どんぐりを見つけたようです。あまりにも身近などんぐりは、見かけたとしても素通りしそうですが、たくさんの種類があり、中には「栗のようでおいしい椎の実」など食べられる種類もあると聞き、皆さん、俄然どんぐりに興味が湧いたよう。しばしどんぐり探しタイムとなりました。

お話しいただく中には、枯葉の後ろにいる虫たちと自然のサイクルについての耳よりな話も。例えば、「秋に葉を食べる虫に殺虫剤は無用」。なぜなら葉はいずれ落ち葉となるわけですが、虫が食べれば虫の糞という肥料になって、春に芽吹く草木の栄養となるわけです。掃除をする手間も(若干)省け、草木の栄養にもなる!一石二鳥ですよね。

多摩ニュータウンにある多摩中央公園には、周囲に近代的な建物が立ち並ぶ中、一歩足を踏み入れれば、樹木が生い茂る静かな散歩道と、ばーんと見渡せる芝生のエリアがある気持ちのいい場所。森の中を歩く感じのウォーキングは涼しく、2キロにも満たない距離ではありましたが、アップダウンがあるため、意外やよい運動にもなりました。

『自然を楽しむネイチャーウォーク&ナビトモ交流会 in TOKYOウオーク2019』イベントレポート

『自然を楽しむネイチャーウォーク&ナビトモ交流会 in TOKYOウオーク2019』イベントレポート しばらく森を進むとまたネイチャーガイドさんが、木の枝を指さします。指の先には、工事現場のような黄色と黒の足を持つ、ジョロウグモと呼ばれる大きな蜘蛛がいました。歩き出してすぐにネイチャーガイドさんがしゃがみ込みました。どんぐりを見つけたようです。あまりにも身近などんぐりは、見かけたとしても素通りしそうですが、たくさんの種類があり、中には「栗のようでおいしい椎の実」など食べられる種類もあると聞き、皆さん、俄然どんぐりに興味が湧いたよう。しばしどんぐり探しタイムとなりました。

ジョロウグモの雄は巣を作らず、雌の作った巣の傍にいるそうです。その巣にも3匹の雄蜘蛛がいました。雄は7回、雌は8回ほど脱皮を繰り返して成体になるそうで、雌が脱皮で弱っている時に雄は交尾をするのだそう。なぜなら元気な時は、雌に捕食されてしまう可能性があるのだとか。子孫を残すのも命がけです。ちなみに巣を音叉の振動で揺さぶると、獲物と勘違いしたジョロウグモの雌がササッと寄ってきます。皆さんこの実験をいたく気に入られたご様子。何度も行ったので、ジョロウグモにはさぞ迷惑だったことと思います。
多摩中央公園周辺では、カワセミのほかにも、シジュウカラやヤマガラ、ガビチョウなど多くの鳥を観ることができるそうです。

茎や幹から植物の根が空中に出る気根(きこん)の話や、秋になって気温が下がらないと花が咲かない彼岸花のこと。木ときのこの共生関係や、苔についてなど、身近にありながら気にとめることのなかった様々な森のお話をうかがい、とても楽しい時間を過ごしました。

『自然を楽しむネイチャーウォーク&ナビトモ交流会 in TOKYOウオーク2019』イベントレポート
『自然を楽しむネイチャーウォーク&ナビトモ交流会 in TOKYOウオーク2019』イベントレポート 歩いた後は交流会です。多摩センター駅近くの「日本海庄や 多摩センター店」で、お食事を食べながら、ゆっくりと交流会。歩いたせいもあり、ビールが進みます!大きなテーブルを囲む形で、初めてご参加の方もいらっしゃいましたが、お話は尽きないようでした。
最後に、映画のチケットがあたるじゃんけん大会で締めとなりました。
また次回も楽しい会でお目にかかりましょう!
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