「みんなで歌おう!ナビトモ歌声喫茶in新宿」レポート

梅雨の土曜日、6月15日に『みんなで歌おう!ナビトモ歌声喫茶in新宿』が開催されました。
昨年の年末に開催し、好評をいただいた『歌って!食べて!飲んで!シニア・ナビ大忘年会in新宿 歌声喫茶』第2弾となるこの企画。
今回も新宿にある老舗「歌声喫茶ともしび」から、司会の寺谷宏さんとアコーディオンのたみ子さんにお越しいただき、大いに盛り上がりました。


「みんなで歌おう!ナビトモ歌声喫茶in新宿」レポート

「みんなで歌おう!ナビトモ歌声喫茶in新宿」レポート 歌声喫茶は、1950年代に登場し、最盛期には日本全国に100軒以上あったそうです。なかでも「歌声喫茶ともしび」は草創期から続く名店。音楽を“聴く=受動する”だけでなく、参加者自身が“歌う=能動する”歌声喫茶は、まだ戦後であった日本に、自由に表現する楽しさを教えてくれる場所でもあったのかもしれません。歌声喫茶の数は少なくなってしまいましたが、昭和歌謡、フォークソング、童謡唱歌、シャンソン、ロシアの歌などさまざまなジャンルの歌を、司会者のリードのもと、生の伴奏で歌うことができる「歌声喫茶ともしび」は、現在も昼間から大いに盛り上がっているそう。歌が、精神的、身体的に効果的であることも人気の秘密なのかもしれません。京都大学の研究でも、「音楽には、精神的な安楽をもたらし、身体的な苦痛の軽減もしくは苦痛の閾値を高める効果があることが示唆」(音楽の心理的効果と身体に及ぼす影響)されています。確かに、皆さんが歌う傍にいるだけで満たされたような気持ちになりました!

「みんなで歌おう!ナビトモ歌声喫茶in新宿」レポート

「みんなで歌おう!ナビトモ歌声喫茶in新宿」レポート まずは、寺谷さんのリードでかけつけ3曲。童謡「みかんの花咲く丘に」には皆さんから「懐かしい!」の声がもれました。「川の流れのように」「白いブランコ」「上を向いて歩こう」など、曲にまつわるエピソードの解説を聞きながら、歌集を見て、みんなで歌っていきます。アコーディオンの伴奏も見事で、「アコーディオンに聴きほれて、歌うの忘れちゃった」などという楽しい失敗談も聞こえてきました。「見上げてごらん夜の星を」の歌唱には、簡単な手話つきでトライしました。手話で“幸せ”は、あごひげを撫ぜる仕草なのだそう。長生きを分け合う=幸せの表現なんだそうです。仕草も楽しい手話を覚えながらの歌唱に、寺谷さんは「手話を覚えるだけで友だちが増えるかも」とプラスの効果があることも教えてくれました。手話は世界共通ではありませんが、視覚言語であるため、日本だけでなく、どの国でも通じる可能性があるからなのでしょう。そうこうしているうちに、乾杯の飲み物が運ばれてきました。ナビトモメンバーのご発声で、声を揃えて「かんぱーい!」。1回目に引き続いての参加の方もいて、すでに会場は和気あいあい。前半最後の歌「涙そうそう」を歌った後の休憩時間には、どの方が初参加か分からないほど、皆さん楽しくおしゃべりされていました。

「みんなで歌おう!ナビトモ歌声喫茶in新宿」レポート

「みんなで歌おう!ナビトモ歌声喫茶in新宿」レポート 戦後の第1号映画として公開された『そよかぜ』(45)で、並木路子さんが歌った曲です。続く「アニー・ローリー」も『二十四の瞳』(52)で使われた映画にまつわる歌。映画の話にも花を咲かせながら、歌っていきます。「ふるさと」「七つの子」など懐かしい唱歌、「銀色の道」を歌った後は、リクエストタイムとなりました。リクエスト曲は、ロシア民謡「トロイカ」から。寺谷さんがリクエストを、「ともしび」司会者定番だという「トロ、イカ、お待ち!」のジョークで受けます。



「みんなで歌おう!ナビトモ歌声喫茶in新宿」レポート 皆さんからの次々とあがるリクエストは「黒い瞳」「蘇州夜曲」「いとしのエリー」「百万本のバラ」「青春時代」「山のロザリオ」と、しっとりとした大人の恋の歌、青春の歌。その歌声に、人生の一部を垣間見せていただいたような(?)、そんな豊かな気持ちになりました。最後は「今日の日はさようなら」で締め。「アコーディオンはたみ子さん、司会は寺谷、そして歌い手は“皆さんでした!”」と寺谷さんがおっしゃったように、参加されたナビトモメンバーご自身が盛りあげたイベントとなりました。散会の後も、半数の方がカラオケに流れられたとか。歌うって、本当にいいもんですね!

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