「隅田川お花見クルーズ&浜離宮恩賜庭園桜散策&ランチ交流会」レポート

 3月31日(日)、ナビトモ20周年×ポケカル「隅田川お花見クルーズ&浜離宮恩賜庭園桜散策&ランチ交流会」を開催致しました。
 春爛漫。水上バスに乗り込んだ墨田区役所前からも、今が盛りとばかりに咲き誇る桜が見て取れました。

「隅田川お花見クルーズ&浜離宮恩賜庭園桜散策&ランチ交流会」レポート

「隅田川お花見クルーズ&浜離宮恩賜庭園桜散策&ランチ交流会」レポート 水上バスはいったん上流に向かい、浅草二天文前で方向転換。河口へと進みます。先ほど乗船した墨田区役所のあたりから隅田川に流れ込むのは源森川。この川の上流を向島、下流を本所と昔は呼んでいたと水上バスのガイドさんより説明がありました。同時に、進行方向左側の席および船のルーフトップに陣取られた方は、アサヒビール本社ビルに映った"ゴールデンスカイツリー"を撮影。乗船早々、見どころ満載です。花見の名所・向島の土手では、向島の花街(向嶋墨堤組合)が設置したお花見茶屋で芸者さんのおもてなしもあるイベントが開催されていたようです。さすが! ナビトモメンバーさんはご存知でしたが。厩橋あたりで、ガイドさんの掲出する葛飾北斎の錦絵「富嶽三十六景 御厩川岸より両国橋夕陽見」を見ながらすっかり江戸情緒。両国橋の左側を下総の国、右手側を武蔵の国と呼んだため、両国をつなぐ橋を両国橋と呼んだなどという解説を、日本語と英語でご紹介。理由は、外国からのお客様も数多く乗船されているからということでしたが、英語の堪能なガイドさんはかつて商社にお勤めだったそうです。江戸幕府のお米蔵があった蔵前や200年続く船宿(料亭)のある柳橋を右手に、永代橋の下をくぐり抜けると月島(石川島)。1993年にかけられ、セーヌ川と友好河川提携を結ぶ中央大橋近辺は、両岸満開の桜。この辺りはあまり知られていない桜の名所。江戸時代から続く日本橋の蕎麦屋の大将から、桜の季節になると通(つう)はこの辺りで花見をするのだと、かつてうかがったことがあります。そんな花の下、宴会をする花見客の楽しげな姿を見ているうちに、水上バスの中でお話が弾んだナビトモメンバーの皆さんも、そろそろ桜を眺めたくなってこられたご様子。

「隅田川お花見クルーズ&浜離宮恩賜庭園桜散策&ランチ交流会」レポート

「隅田川お花見クルーズ&浜離宮恩賜庭園桜散策&ランチ交流会」レポート 水上バスは狭い築地川水門を上手に通り抜け、江戸時代と変わらぬ位置にある浜離宮恩賜庭園の船着場に到着。そこからはポケカルのガイドさんの説明で、慶応4(1868)年、鳥羽伏見の戦いに敗れた十五代将軍徳川慶喜が江戸に帰って上陸した将軍お上がり場や、朝だったため松のお茶屋で休憩し、軍艦奉行・木村善毅の出したビスケットを食べたなどという逸話を聞きながら、浜離宮と桜を楽しみました。残念ながら桜はまだ満開ではありませんでしたが、庭園内の三百年の松前で、皆さんと記念撮影。徳川将軍家の鷹狩場だった場所を、六代将軍・徳川家宣が大改修し、その際に植えた松なのだそうで、見事な枝ぶりでした。

「隅田川お花見クルーズ&浜離宮恩賜庭園桜散策&ランチ交流会」レポート

「隅田川お花見クルーズ&浜離宮恩賜庭園桜散策&ランチ交流会」レポート そこからは歩いて築地に。小売店が連なる築地場外は、相変わらず海外からの観光客も多く、人でごった返す賑わい。ガイドさんにお勧めの店を聞き、お買い物に繰り出されていました。最後は和み「竹若」さんの海鮮丼ランチで交流会です。同じ趣味を持つ同士、交流を深めることができるナビトモのイベントですが、今回のイベント訪問地にもそれぞれ興味をお持ちのメンバーがいらっしゃり、そんな方々から「ひとりで来るより、皆さんと来た方が楽しい」というお言葉もいただけ、とても嬉しく思いました。交流会では、たくさん歩いて乾いた喉をビールなどで潤しながら、グループごとに歓談。少し話し足りないと思われたメンバーの方もいらっしゃったかもしれませんが、さらに楽しいイベントをご用意していきますので、ご期待ください!

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