3月には春のお彼岸がありますね。お彼岸は、春分の日を中日として、その前後3日間合計7日間です。

私たちのいる煩悩の世界とされる此岸（しがん）から、修行を積むことによってご先祖様のいる悟りの世界である「彼岸（ひがん）」に最も通じやすいというのがこのお彼岸の期間とされています。

そのためお仏壇をお掃除したり、お墓参りをしたりするわけですが、家にご仏壇がないという方もいらっしゃるでしょうし、コロナ禍ですのでなかなか簡単にお墓参りができない、遠方で簡単に行くことができないという方もいらっしゃるでしょう。もちろん、お墓参りが出来れば良いですが、私たち人間が肉体を持っている以上、優先にすべきは今生きている人の生活です。無理な時に無理をする必要はありません。

その場（家の中）で手を合わせ、ご先祖様を想うだけでもその気持ちは伝わっていきます。
ご先祖様は、子孫の幸せを一番に願っているからです。

ただ、そうはいっても気になってしまうもの。不義理を働いていると感じる方もいるでしょう。
そんな方におすすめのアクションをご紹介しましょう。

それは家系図を書いていくことです。
家系図を書きながら、ひとりひとりに感謝の思いを伝えていきます。

「お父さんありがとう、お母さんありがとう、お父さん側のおじいちゃん・おばあちゃんありがとう、お母さん側のおじいちゃん・おばあちゃんありがとう…」というように、家系図を書きながら感謝を伝えていきます。
お名前はわかる方までで構いません。
こうすることで、ご先祖様おひとりおひとりに、感謝を伝えていくことができるのです。

お孫さんがいらっしゃる方は、お孫さんと一緒に感謝を伝えてみるのも良いでしょう。
感謝の気持ちを持つことの大切さを伝えていくこともできますね。

　

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いかがでしたか？
私もコロナ禍でここ数年お墓参りに行くことが出来ず、ずっと気にしておりました。
でも「想う」気持ちがあれば、どこにいたっていいんですよね。「想う」ことも「拝む」こともおうちでできます。
とても気持ちが楽になりました。
今回のお彼岸は「想う」気持ちを大事に、家系図の作成にも取り組んでみたいと思います！