熱中症予防シリーズvol.1 熱中症の種類
掲載日:2022年08月22日

熱中症予防シリーズvol.1 熱中症の種類

こんにちは!ナビトモ事務局です。
毎日暑い日が続いていますね。今年は6月末の梅雨宣言からのいきなりの猛暑日続き。
暑さに慣れない状態で真夏を迎えました。(→「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と言います)
また、例年よりもさらに気温が高い日が続き、マスク生活もあいまって、これまで以上に熱中症対策が必要な夏です。
でも、熱中症という言葉はよく耳にしても、症状や対処法、予防策について、詳しくは知らないという方もまだいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今年こそ、熱中症に関する正しい知識をみにつけよう!と、「こちらナビトモ情報局」では、熱中症をテーマにしたコラムを全4回にわたりお届けします!

第1回目となる今回のテーマは「熱中症の種類」です。

熱中症の種類

◯熱失神

 <特徴>めまい/一時的な失神/顔面蒼白/脈は速くて弱くなる

 皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより起こります。

◯熱けいれん

 <特徴>筋肉痛/手足がつる/筋肉がけいれんする

 大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、
 足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。

◯熱疲労

 <特徴>全身倦怠感/悪心・嘔吐/頭痛/集中力や判断力の低下

 大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられます。

◯熱射病

 <特徴>体温が高い/意識障害/呼びかけや刺激への反応がにぶい/言動が不自然/ふらつく

 体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。
 意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。

出典元:大塚製薬株式会社.健康と病気.熱中症からカラダを守ろう「熱中症の種類」, https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/heat-disorders/type/ , (参照 2022-08-15)
熱中症の種類

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