掲載日:2024年12月06日
今さら聞けない〜贈り物の基本マナー〜 葬儀、香典返し編
葬儀のお返しはどうすればいい?基本マナーを紹介
葬儀でいただいた香典に対しては、お返しを贈ることが一般的な風習とされています。
しかし、お供え物に対してもお返しが必要なのか、いつお渡しすればよいのか迷っている人は多いと思います。
ここでは、葬儀のお返しが必要なパターンや、お返しを贈るタイミングも紹介しますので、
香典やお供え物をいただいた際はぜひ参考にしてみてください。
香典返しとは、通夜や葬儀などで参列者がお供えした金銭に対して、お礼の品物を贈ることを指します。
無事に四十九日の法要を終えた報告を兼ねているので、四十九日が終わったあとにお渡しすることが一般的です。
香典返しは、いただいた香典の3分の1から半額程度の価格帯から品物を選びましょう。
一方で、香典をいただいていない場合は参列者であっても香典返しを贈る必要はありません。
お返しが必要とされるのは、10,000円以上のお供えをいただいたときです。
香典と同様に、いただいた品物の金額に対して、3分の1から半額程度のお返しをしましょう。
お返しがいらない場合でも、お供えを用意していただいたことへのお礼状は送りましょう。
しかし、お供え物に対してもお返しが必要なのか、いつお渡しすればよいのか迷っている人は多いと思います。
ここでは、葬儀のお返しが必要なパターンや、お返しを贈るタイミングも紹介しますので、
香典やお供え物をいただいた際はぜひ参考にしてみてください。
葬儀にてお返しが必要なパターンは2通り
@香典へのお返し
香典をいただいた場合は、香典返しが必要です。香典返しとは、通夜や葬儀などで参列者がお供えした金銭に対して、お礼の品物を贈ることを指します。
無事に四十九日の法要を終えた報告を兼ねているので、四十九日が終わったあとにお渡しすることが一般的です。
香典返しは、いただいた香典の3分の1から半額程度の価格帯から品物を選びましょう。
一方で、香典をいただいていない場合は参列者であっても香典返しを贈る必要はありません。
A高額なお供えへのお返し
基本的に香典以外へのお返しは不要とされていますが、高額なお供えをいただいた場合はお返しをしましょう。お返しが必要とされるのは、10,000円以上のお供えをいただいたときです。
香典と同様に、いただいた品物の金額に対して、3分の1から半額程度のお返しをしましょう。
お返しがいらない場合でも、お供えを用意していただいたことへのお礼状は送りましょう。
葬儀のお返しを贈る際の基本マナー
香典返しとお供えのお返しのいずれを用意するにしても、共通するマナーがあります。
ここでは、葬儀のお返しを送る際の基本的なマナーを解説します。
忌明けを無事に迎え、法要を済ませた報告を兼ねて贈りましょう。
ただし、宗教や地域によって忌明けのタイミングは異なります。
仏式では四十九日が忌明けですが、宗派によっては命日から35日後としているケースもあるでしょう。
神式では命日から50日後、キリスト教は1カ月後です。
どのタイミングでお返しをすればよいのか迷う場合は、葬儀社や年配の親族に確認しましょう。
近年では葬儀などを行った当日のうちに、香典返しやお供えのお返しをする人もいます。
当日中にお返しするので、渡し忘れを防げるでしょう。
配送準備や送料の支払いなどの負担を軽減できる点もメリットです。
当日返しをしても、想定より高額な香典やお供えをいただいた場合は、忌明け後に別途お返しを贈りましょう。
黒白は全国的に、黄白は京都を中心とした関西圏や西日本などの一部地域で一般的に使われている色です。
結び切りは、繰り返したくない事柄に使われる結び方です。
一度結ぶとほどけないことから、二度と同じことを繰り返さない意味があり、弔事・結婚・お見舞いなど一度きりが望ましい出来事に用いられています。
水引の上には、感謝の気持ちを示す意味で「志」という表書きを入れるのが一般的です。
ただし、地域や宗教によっては「満中陰志」「偲しのび草」と入れる場合もあります。
水引の下には、喪家や喪主の姓を入れましょう。
近年では喪主のフルネームを入れる場合もあるので、ご遺族で相談して認識を揃えておくことをおすすめします。
より詳しい情報は、
antina【おさえておきたい 贈り物のはなし。〜ギフトの基本マナー〜 香典返し】でもご確認いただけます。
https://antina.jp/AOS/user_data/media/koudengaeshi/content46.php
ここでは、葬儀のお返しを送る際の基本的なマナーを解説します。
時期:四十九日の法要後が一般的
葬儀のお返しは、四十九日の法要後にお渡しすることが一般的です。忌明けを無事に迎え、法要を済ませた報告を兼ねて贈りましょう。
ただし、宗教や地域によって忌明けのタイミングは異なります。
仏式では四十九日が忌明けですが、宗派によっては命日から35日後としているケースもあるでしょう。
神式では命日から50日後、キリスト教は1カ月後です。
どのタイミングでお返しをすればよいのか迷う場合は、葬儀社や年配の親族に確認しましょう。
近年では葬儀などを行った当日のうちに、香典返しやお供えのお返しをする人もいます。
当日中にお返しするので、渡し忘れを防げるでしょう。
配送準備や送料の支払いなどの負担を軽減できる点もメリットです。
当日返しをしても、想定より高額な香典やお供えをいただいた場合は、忌明け後に別途お返しを贈りましょう。
水引:黒白もしくは黄白の結び切り
葬儀のお返しにかける水引は、黒白もしくは黄白の結び切りを選びましょう。黒白は全国的に、黄白は京都を中心とした関西圏や西日本などの一部地域で一般的に使われている色です。
結び切りは、繰り返したくない事柄に使われる結び方です。
一度結ぶとほどけないことから、二度と同じことを繰り返さない意味があり、弔事・結婚・お見舞いなど一度きりが望ましい出来事に用いられています。
掛け紙:「のし」は使わない。掛け紙で表書きに「志」と書く
葬儀のお返しを包むなら、水引だけが印刷された掛け紙を使用します。水引の上には、感謝の気持ちを示す意味で「志」という表書きを入れるのが一般的です。
ただし、地域や宗教によっては「満中陰志」「偲しのび草」と入れる場合もあります。
水引の下には、喪家や喪主の姓を入れましょう。
近年では喪主のフルネームを入れる場合もあるので、ご遺族で相談して認識を揃えておくことをおすすめします。
より詳しい情報は、
antina【おさえておきたい 贈り物のはなし。〜ギフトの基本マナー〜 香典返し】でもご確認いただけます。
https://antina.jp/AOS/user_data/media/koudengaeshi/content46.php