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「都会の牙」 

2022年11月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1959年/日本〕新宿を根城にしている旭光組のチンピラたちは、女を拉致して凌辱を繰り返すという、最低の集団。ある日、金持ちの令嬢が被害に遭い、彼女はそれを苦に、鉄道自殺をする。主犯格の三田(杉田康)が警察に目を付けられると、旭光組の組長・吉岡(高松英郎)は組を解散し、今後の商売は、ナイトクラブの経営と、麻薬の取引だけと決める。刑事の内堀(北原義郎)は、自分を頼ってきた、家出娘の由利(叶順子)と待ち合わせをするが、彼女は現れなかった。由利は、三田の毒牙にかかったのだ。三田の弟分に・鉄(根上淳)という男がいた。彼はチンピラというにはやけに落ち着いた風情。実は彼の正体は・・・。杉田康という俳優さん、大映の映画を観ていると、毎回、顔を見ると言っていいくらい、殆どの作品に出ているイメージ。大抵は、ワル役で、たまに、気のいい兄さん役を演じる事もある、大映には欠かせない脇役俳優さんの一人。そんな杉田さんが、この映画でも、やってくれる。杉田さん演じる三田というチンピラは、人間の心も持っていなさそうな、最悪の人間で、新宿の通りを歩く若い女性に目を付けると、拉致し、薬物を投与し、言いなりにさせる。こんな役、演じたくないだろうなぁ、なんて思うけど、いや、案外、悪役の方が演じ甲斐があるのかもしれないけど。そんな三田の弟分を演じるのが根上淳さん。彼は、チンピラ仲間の中では、一人、毛色が違っていて、堂々としていて、男気に溢れている。杉田さんと並ぶと、根上さんの方が兄貴分みたい(笑)。と思ったら、彼の正体は、(こんな映画、誰も観ないでしょうし、書いちゃいますが)麻薬Gメン。そりゃあ、叶順子さんにも手を出さないはずだ。根上さんは、三田を殺せと、組長に命じられる。麻薬Gメンが殺人などできるはずはなく、こういう場合、どうするの?と気を揉む。きっと警察には、そういった事も想定した、マニュアルがあるとは思うのだけれど。評価 ★★★☆☆

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