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「クィーン」 

2022年09月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2006年/イギリス〕〓〓〓〓〓〓イギリスのエリザベス女王が崩御され、9月19日に、ロンドンのウェストミンスター寺院において、国葬が執り行われました。葬儀に、こんな言葉を使っていいのかは分からないのですが、荘厳な雰囲気で、イギリス人でない私まで、厳かな気持ちになりました。今回は、2007年4月22日に劇場で観た、「クィーン」という映画の感想を、載せたいと思います。このレビューは、ブログを始める前、別の映画サイトに書いたもので、女王が亡くなった今となっては、多少、不謹慎な表現もあるかとは思うのですが、素晴らしい映画ですので、その時の感想として、手直しはしていません。〓〓〓〓〓〓下世話な言い方だが、他人の家庭(まして、英国王室!)を覗き見たいという欲求のある方なら、そこそこ満足のいく内容なのではあるまいか。まして、ダイアナ妃の死に関するストーリーなら尚更。ああいったやんごとなき方々が、日常どんな生活をしているのか、どんな言葉遣いで話しているのか、夫婦関係は、親子関係は、嫁姑は、と興味のネタはつきないわけだし、ベールに包まれれば包まれるほど、中身を見たいと思うのが人間の心情。でも意外と普通でした。元嫁の事をお気に召さなかった様子もビンビン伝わってきてたし。(「今度は何をしたんだ?」 この一言が、王室とダイアナの関係を如実に表していると言える。)ただ、エリザベス女王を演じたヘレン・ミレンが最後まで取り乱さず、毅然とした態度を貫いたのが素晴らしかった。半旗を掲げたり、コメントを発表するエピソードは、世論に負けたようにも見えるが、英国王室として、時に国民の意思に沿わねばならぬ場合もあるという気持ちの表れではないかと思う。野生の鹿を目の当たりにして、「なんて美しい・・・」とつぶやき、その鹿が頭を撃ち抜かれた事を知るや、「苦しまなかったのならいいけど・・・」と、それは嫌っていた元嫁に対する、クイーンの最大の弔辞であったのだと思う。「死は全ての免罪符」という空気がどこの国にもあるのかは分からないが、ダイアナは死して、クイーンに許されたのではないかと思う。評価 ★★★★☆

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