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「ちょっと思い出しただけ」 

2022年03月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2022年/日本〕怪我でダンサーになる夢を断念した照生(池松壮亮)と、タクシードライバーの葉(伊藤沙莉)。とある場所で出会った2人は、すぐに意気投合。愛し合うようになる。楽しかった日々。二度とは戻らない、2人で過ごした、愛おしく、かけがえのない、あの時間・・・。これは、初めて予告を観た時から、絶対、行こうと思っていた映画。予告だけで、切なくて胸キュンになる。傑作の予感がする。ストーリーは、時系列通りに進まないので、粗筋の説明がしにくいのだけれど、照生と葉が過ごした、出会いから、その後の顛末までが、想像以上の切なさで、胸に迫る。愛し合っているときは、すごく濃密な時間を過ごしている気になっているけれど、上手くいかなくなると、空虚な気持ちになるって、同じ人と向き合っているはずなのに、人の気持ちって、何なのだろう、と、怖ろしいような、不思議な気持ちになる。ここ2年くらい、映画を観ている時、出演者がマスクをしていないと、「これはパラレルワールドなんだ。コロナの無い世界なんだ」と、羨ましいような、悔しいような、そんな気持ちでいるのだけれど、この映画は、コロナのある世界を描いているという点で、とてもリアル。主題歌を歌うクリープハイプの「ナイトオンザプラネット」が、また大変に切なくて、泣けてくる。これは、ボーカルの尾崎世界観さんのベスト映画、「ナイト・オン・ザ・プラネット」をイメージして作られた曲だそうで、その曲に感動した松居大悟監督が、この映画を思い立ったのだそうだ。(ちょっと複雑(笑))。「ナイト・オン・ザ・プラネット」、大昔に観たけれど、良い映画だった。ウィノナ・ライダーがめっちゃ魅力的だったし、ベアトリス・ダルも素敵だった。そして、ウィノナと同じ、タクシー運転手を生業とする伊藤沙莉さんも、ウィノナに負けないくらい、魅力に溢れていた。そして、そんな伊藤さんの恋人を演じた、池松壮亮くん、素晴らしすぎる。役の上とはいえ、彼と、あんな切ない恋を演じられた伊藤さんが、羨ましい(笑)。評価 ★★★★☆

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