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たかが一人、されど一人

歳の瀬 

2021年12月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 明日から猛烈に寒くなるという予報が嘘のような小春日和の今年最後の土曜日。振り返ると、我が人生もいよいよ終末の感が強い。親しい友人が相次いで永遠の別れになったこともある。家内が逝ってからはもうまる4年、長女が「来週の命日には行けないから、しっかり線香を上げておいてね。」と依頼してきた。最近は何故か夕食の歳、外であろうと家であろうと、酒を飲むようになった。今のところは酔っ払うほど飲まないが、段々増えていきそうな気がする。真面目に考えると、世の中に不満が多いのは仕方ないとしても、自分自身が思ったように動かない。身体はもちろんだが、意思決定が尽く裏目に出るような気がする。毎日生きていくために何かとすることは多少あるが、他のことはもう何もかも面倒くさくなってしまった。年金生活であること意識して、食事代なんかも極力一定の枠内に抑えるよう配慮してきたが、そんな余計なことを考えるのも面倒くさくなっている。昨夜、池袋西口の商店街から少し離れた場所に今年の夏にオープンして、前から気になっていた和食店に一見の客として飛び込んだ。夕方の5時半くらいだったと思う。客はカウンターに一人だけ。案内されたカウンターはその客から離れた入口に近い粗末なカウンター。先客のいるカウンターは今夜予約で埋まってしまっているとのこと。仕方なくメニューを念入りに見ると、普段の食事代からすれば何を選んでも大分高いが、おまかせコースで6千円とある。しかも今夜はクリスマスイブだ。面倒臭さもあり、おまかせコースと小ジョッキを注文。ビールがすぐに来たので、口をつけたところに今度は別の店員が来て「コースご注文のお客様はあちらにご案内することが出来ますので。」と先客のいるカウンターの真ん中に案内された。この店の主人らしき板前が目の前で魚をさばいている。黙っているのも悪いので、二言三言お世辞を言いながら思いがけず和食のコース料理の夕食になってしまった。独酌で風情は無かったが、外で日本酒を飲むのも久しぶり。特別美味い店とは言えないかもしれぬが、味覚音痴だからそれなりに満足。こんなこと毎晩してたらとんでもないが、たまにはこんなことでもしないと先が持ちそうにない。

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