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たかが一人、されど一人

民主主義国 

2021年03月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 米中の競争か対立か知らぬが得体のしれない緊張感が世界を覆っているにも関わらず、我が日本はコロナウィルスワクチン接種も置き去りにして、呑気なことに政党間の争いに終止している。置き去りになっているのはむしろ日本国そのものだ。嘗ての欧米先進諸国に加えて近年急速に頭角を現し始めた中国やインド、ロシアもそうかも知れないは、パンデミックのさなかではあってもコロナ後に向け、なんとか社会のあり方を変えるべく努力を続けているように見える。翻って嘗て先進国の一翼とされ、現在でもGDP世界第3位の日本は、十年一日で、このまま行くと遠からず先進国から脱落しかねない。その兆候は多方面にで始めているが、ワクチン接種率の遅れなんぞはその最たるものだろう。アメリカの新政権のせいで世界が民主主義国家と専制主義体制国家に二分されて見られるケースが多くなり、日本は民主主義国家の範疇でカウントされている。ある人に言わせると専制主義国家は選挙の自由が担保されないと言う。その意味では日本の選挙は比較的公正で透明とも言える。だから民主主義国家として位置づけられても良いのだろう。しかし日本の民主主義にはどこか不自然さが拭えない。なにも前法務大臣夫婦が犯した選挙法違反だけだはない。この資金の出どころが自民党から提供された1億5千万円の資金であったのはほぼ間違いないだろう。長い裁判の末にこのことは否定されるかもしれぬが、否定されたらされたで余計日本の司法制度が民主化と程遠いことがはっきりするだけだ。ある意味で、アメリカに支配されている日本は政治体制そのものが、75年前の占領体制から何も変わらない砂上の楼閣、或いは虚構体制にしか見えなくもない。国民も民主主義でありたいと思っているだろうが、実態はアメリカという専制君主に操られていると思えば、最近の体たらくは概ね納得できる。アメリカが日本に期待しているのは中国との間で武力紛争にならないようにするためのショックアブソーバー機能で、国内体制がどうであろうと関係ないのだろう。むしろ、フィリピン何かと異なり、外向きには完全に民主化されたような顔をしている中途半端な国家の性格がハンドリングしやすいかもしれない。外向きには民主主義を装いながら、実質的にはハンドリング容易な自民党の1党支配が定着しつつある。政権のスキャンダルは絶えず、不人気であっても代替する政党の出現は抑え込まれている。産業的には嘗てアメリカの下請けとして重要な役割を果たしていたが、現在は嘗ての日本に代わる多数の国が存在している。今や期待するのは安全保障上の機能だけだ。

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