メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

友人の見識 

2020年12月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 既に何回も書いているが、毎週土曜日に高校の同期生数人とのリモートミーティングに参加させてもらっている。昨夜もわずか5人だったが、実にためになる話をたくさん聞いた。改めて他の4人に比べ我が知識の少なさに驚くばかりだ。今朝のTBS「サンデーモーニング」に出演していた寺島実郎氏(元三井物産社長)が「今から20年前アメリカ・イギリス・日本のGDPを合計すると全世界の50%を占めていたが、近い将来30%を切ることになる。」と話していたが、昨夜も友人の一人が同じようなことを教えてくれた。彼曰く「嘗て日本はGDPで世界第2位25%に達したが、現在は既に数%、一人あたりでは凋落の一途をたどっている。」とのこと、これを受けて元日立製作所に勤務した友人が「その典型的例が半導体製造だ。嘗て日本は圧倒的シェアーをもって世界を席巻していたが、現在はほぼゼロに等しい。」と相槌を打った。そこから、この凋落の原因を探る話が続いた。これには様々な見方が出たが収斂するには至らなかったように思う。結論ではないが、日本の民主主義に対する疑問。無謀な戦争で莫大な犠牲を払って手に入れた筈の「自由と民主主義」、これを標榜する政党が長年政権を維持してきたものの、どうも日本のそれは諸外国の事情をよく知る友人諸兄には欧米先進国と大分異なっているように見えるようだ。これが日本に根付かない理由も様々で、結論には至らなかったと思うが、日本古来の保守主義、村意識的なことの障害が大きいようでもある。この意見は同感である。本来保守と自由民主なんてことが同意義であるはずはない。曲がりなりにも慶應義塾を一応出ているので、福沢諭吉先生が説いた「門閥制度は親の仇でござる」はよく知っている。現憲法下で日本には身分制度は無いことになっているが、田舎の古い商売のお店ばかりか江戸に住んでいる政治家に至るまで日本は門閥が蔓延っている。友人が更に力説した「英国には保守党と労働党があり、米国には民主党と共和党が相対しているように見えるが、自由と民主と言う意味では共通項がある。日本の野党は、そこが理解できていない。特に共産党のように既に世界的に論理が成り立たないことを証明されている主義を掲げている党が存在して改憲議論を妨害していることが大きな問題、とのこと。これについては時に共産党を応援したりするので、異論があったが黙って聞いていた。兎も角友人の意見は貴重なものだ。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ