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2019年11月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

先週末以来陰鬱な雨降りが続いている。何でも木金だったか金土2日間で平年の1ヶ月分雨量を超えたとのこと。昨日までは気温も低かったが、今日は雨模様に関わらず気温が気持ち悪いほど高い。何れにせよ気分は晴れず、午前中はただボーとしていたが、昼前にいつもの歩行だけはと思って東池袋の区立図書館に行き月刊文藝春秋12月号を読んできた。10日の発売日に書店で手にした時、安倍首相と田崎史郎氏の対談が掲載されていたのでバカバカしくなって買うのを止めたものだ。勿論こんな記事やNHKの岩田明子氏が書いた記事などは読みはしない。巻頭随筆は一応全て読んで思ったことがある。最近この頁のトップを飾っている藤原正彦氏の随筆についてだ。氏は数学者である以上に日本文化の存続に警鐘を鳴らす文明評論家として、私は尊敬しているし、文藝春秋社も同様であろうと思っている。藤原氏は12月号に「楼蘭の美女」と題する随筆を寄稿して、中国のウイグル族弾圧政策を厳しく非難している。即ち、中国政府が約3千万人と言われるウイグル族人民の3分の1にあたる1千万人を強制収容所にぶち込み思想改造していることについて、人権無視も甚だしく許せないとのこと。氏は英国生活は長いし、海外事情については豊富な経験と情報源をお持ちの筈だから事実誤認はないと思う。勿論人道主義立場に立つ論評に異を唱える人もいないだろう。氏も少し触れておられたが、私は世界いたる所で見られるこの種の特定民族に対する為政者の弾圧、例えばミャンマーのロヒンギャ族、トルコやシリアのクルド族とか、少し趣が異なるが香港の学生暴動といった他国の内政に起因する暴動について、どちらかの立場に立っての感想を述べたことはない。自分で直接見れば意見も湧くだろうが、記者が直接見ている事実はあるにせよ、その報道を観ただけでこっちに理があるとか、いやあっちの方だなんて言える筈が無い。今は昔の話になるが、大学2年の時だから60年近く前になる。日本にも60年安保騒動があった。ノンポリで一度も参加しなかったが、国がひっくり返るような大騒ぎ、その騒ぎの中で東大生の樺美智子さんが国会通用門で亡くなったのも事実。これを機に学生運動が隆盛を極め、東大入試中止などを経てあさま山荘事件(1972年)などに繋がって行った。当時外国メディアがこれをどのように報道したか知らぬが、この騒ぎで逮捕され長期刑を被った人々は今どうしていることやらである。

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