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たかが一人、されど一人

ネパール紀行(その5) 

2019年03月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

ポカラのホテルには山に向かう前にデポした荷物が待ち構えていた。ここのホテルも立派だったが、さすがに飲み疲れが出たようで夕食後の二次会に顔を出せなかったような気がする。翌朝は又バスに乗り込み、来る時飛行機で30分ほどだった道をカトマンズまでのバス旅行。登山のジープを思えば何ともないが、道中しきりに日本のことが思い出される。インドまで通じる1級の国道らしいが、酷い埃にまみれているうえ、乗っているバスのタイヤを見ると1本のボルトのナットが外れている。ポカラは820メートルだったがカトマンズは1400メートルの盆地だから、相当な標高差を登り降りしてることになる。嘗て伊那谷をバスで走った時、伊那の谷は流石に深いと思ったが、ネパールの谷は比べ物にならないほど深いと思う。その深さを実感しないのは森林限界が高く、少なくても2千メートルを遥かに超す高みまで木が茂っているからだろう。途中でゴンドラケーブルが動いている場所があった。ガイドの説明では「最近国内で既に3本のケーブルが稼働し始めています。何れもヒンズー教のお寺にお参りする人のためのものです。」とのことで観光用ではないらしい。ほぼ1日がかりでカトマンズに到着。夜は近くの中国料理屋に行ったような気がする。兎に角この旅行中ホテルで夕食を摂った記憶が無い。一行の中に本物の中国人が居たので、注文が難しく店の方も難儀をしたことだろう。翌日は昼間カトマンズ市内の名所見物、世界遺産に認定されている寺院も多いし、寺に預けられ生き神様扱いの幼い少女なんかを見学、と言っては怒られるか、拝んだりして過ごす。夜はガイドたち家族とお別れのパーティー兼メンバーに居た人の誕生祝を、観光バスが何台も駐車し、宴席には楽団と地元の舞踊がセットされた大きな料理屋で開催。ガイド達との別れを惜しんだ。翌朝の便で成都に戻って1泊、ここで印象に残ったことが一つ。到着が遅かったので大きな料理屋は皆仕舞っている。とある麺料理店に入って注文した時のこと、イスラム系の経営故酒が無い。もう飲み飽きるほど飲んだので特に問題は感じなかったが、宗教弾圧とか言われる中国でもここのイスラム教徒は平気なようだった。翌日の昼成都を立って夜9時過ぎに無事成田に到着。様々な見聞を楽しみ、嫌な思いの全く無い海外旅行だった。ネパールがリピーターの最も多い観光地と言うのも頷ける。

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