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たかが一人、されど一人

老後の生き方 

2018年10月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

先日現役時代の数少ない友人と話していた時のこと、彼曰く「自分は心拍が非常に低い。ある学説によると、動物の寿命は心拍数によって左右されることがあるともされている。いわゆるゾウの時間とネズミの時間と言うやつだ。もしそうなら自分の心臓は相当長生きするように作られているかもしれない。」また彼のお母さんは最近亡くなったそうだが、103歳のご長命だったとのこと。実に目出度いことだと思うが、重ねて彼が言うには「後10年くらいはいいが、それ以上となるとなぁ。最近は自殺なんてことも頭をよぎるよ。」聞いてびっくりしたが、幸か不幸か長生きを心配するほどこちらの身体は頑健に作られていない。これもつい先日高校時代の友人夫妻と軽い山歩きをした際に奥さんにも指摘された。「貴方の膝は未だ擦り減っていないようで降りは軽そうだけど、登りはすぐハーハー言っているから心臓は弱そうね。」仰る通り自分の身体には全く自信がない。身体に限らず身の回りにある物の殆どが安物故、永持させるべく極力大事に扱うよう心掛けているだけである。自殺自裁なんか夢にも思ったことがない。恵まれた人には凡人には想像できない悩みがあると半ば感心してしまったが、改めて老後について考えてみたい。78歳後半だからもう立派な老後である。最近亡くなった有名人を上げると前沖縄県知事の翁長雄志さん、女優の樹木希林さん、元横綱の輪島さん、政治家の仙谷由人さん、何れも70歳前後で亡くなっている。それぞれの生き方に大きな違いはあるが、皆さん立派に功成り名を遂げられて惜しまれつつ世を去られた。昨年暮に逝った我妻にも同じことが言える。一方で人生100年時代なんて馬鹿なことを言い出す人間が現れ、政府はだから75歳まで働いてくれ、とか後期高齢者の医療費負担を1割から2割へとか訳の分からないことを言い出す始末だ。1億2千万人強の人口で2千万人強が70歳以上、100歳以上が7万人もいるのだから政府がオタオタするのも分からぬでもない。しかし、織田信長の戦国時代から我々が小学生の頃まで言われた「人生50年」は確かに伸びた。でもやっぱり「人生70年」が良いところだ。若い頃から近隣は言うに及ばず広い世間を全く顧みず、只管我が家の暮らしだけを念頭に、来月分の食い扶持を女房に渡すことだけを目標に生きてきた。その目標が無くなった今、これから何をなすべきか、改めて考える必要がありそうだ。

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