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たかが一人、されど一人

後味の悪さ 

2018年07月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

週末のテレビワイドショーはサッカーに沸いた先週と打って変わり、大雨被害とオウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚らの死刑執行に塗りつぶされたことだろう。自然災害報道のバカ丁寧さは既に書いたので触れない。後味の悪さが残る後者について書いておきたい。欧州の各国が声明を出しているようだが、死刑制度が文明社会の在り方に反しているかどうかについては特に見解を述べるだけの見識は無い。生まれた時からその法律が存在していた事実だけがある。特に未だ8歳だった昭和23年4月29日、後に国民の祝日(昭和天皇誕生日)となる日に日本の法律ではない、昨今流行の国際的何かで、嘗て国を代表していた人たち7人に今回と同様一斉に絞首刑が執行されたことを子供心にさえ記憶させられている。70年以上も経てば国際的な常識が変わるのは已むをえないかもしれぬが、個人的な常識はそう簡単に変わるものではない。そんなことはさて措き、後味の悪さについて書きたい。詳しくウォッチしていないので分からないが、今回の死刑執行に関する報道の中心はどうもオウム真理教の反社会行為の数々、極悪非道を論う方向に流れているように見える。23年も前の事件だから、当時のことを知らない世代にそのことを開陳するのが全く無意味ではないだろう。しかしある程度の大人には周知の事実で、態々思い出させてもらう必要はない。判決が確定している死刑執行そのものに反対する市民は少ないことだろう。しかし、このことをワイドショー化してマスコミを煽る政権の心根が卑し過ぎはしないか。これだけの大量殺人の法執行を行うには政権トップの意思が強烈に反映されていることだけは間違いあるまい。上川法務大臣が総理の意向に沿い易い性格だったかもしれぬ。先に述べたように反対する国民が少ないのは勿論、若い世代の人なら特にその決断に対して拍手を送ったり敬意を抱く者が多くいても不思議はない。もし当たり前のことをして称賛されるなら、政権にとってこんな都合の良いことはあるまい。北朝鮮による拉致事件を巧みに政治利用してきた政権である。こちらの塩梅が多少悪くなっているので、代わりにこれを選んだ。と見るのは僻目か?麻原彰晃の健康状態についてはここ何年もも明らかになっていないが、精神状態に変調を来しているのではとの説は絶えなかった。「死刑執行の意味するところが正常に認識できない者に対しては刑の執行が出来ない」マスコミは触れたがらないようだが、これまた日本の法律の定めるところでもあるそうだ。

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