メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

やりたい放題を見ていると 

2013年09月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日、図書館の帰り道に、永田町の国会議事堂と議員会館を見ながらふと思った。大勢の警察官がものものしく守っているが、この一帯に現在何人の議員が居るのだろう。多分数えるほどしかいないだろうに、議員会館の大げさなことは何だ。国民の大半は実物を目にしないからいいようなものだろうが、目の当たりにすると、旧ルーマニアのチャウシェスクの宮殿を思い出してしまう。憲法で国会の会期は決められているので、国会が開かれないのも違法でも何でもない。同じく休会中であっても、シリアの問題に対しては臨時に国会を開いて議論した国は沢山ある。シリア問題は難しすぎて我が国の議員が寄っても議論にはならないのだろう。しかし東電の問題を他国の議会が取り上げるようになったら、日本は主権国家とは言えなくなる。与野党を問わず、諸先生方に於かれては勿論お分かりだと思いたい。尤も現在の日本はほゞ自民党の独裁体制に近いので、国会は単なる茶番にしかならぬのだろう。戦前から戦中にかけての日本について身を以て理解できている訳ではないが、軍の意向が強く働き、一種の独裁体制が敷かれていたように理解している。言論は統制され、徴兵制によって兵役を義務付けられていたことは事実で、これだけでも民主主義国家とは言い難いだろう。現代は一応民主主義体制とされているが、現政権を見ていると、別に戦争をしたいのではないだろうが、一昔前(昭和初期)の体制方向に舵をきっているようにしか見えない。違っているのは仮想敵国が米英から東アジアの中国と北朝鮮に替わっているだけである。と文句を言っても政権はまっとうな選挙の結果で選ばれているので、方向性の修正は実際的には難しいだろう。昭和初期の政権にしても、別に軍部がクーデターで選挙で選ばれた政権をひっくり返したわけではない。国民の支持のもと、いつの間にか軍部独裁体制が取られ、国民支持のもとで米英との大戦に突っ込んでしまった訳である。これから先、日本に何が起きるか分からないが、アメリカの戦争に日本が巻き込まれる可能性も、日中で事変が突発する可能性も大分高まってきていると思う。嘗て、大正から昭和にかけての一時期には、新聞が世論をリードして内閣をひっくり返したこともあったらしいが、最早マスメディアにはなにも期待することもできない。情けない限りではないか。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ